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「いつも忙しそうですね」
君が声をかけてくれると
すごく嬉しくて
「いやいや、ありがたいことだよね」
なんつって
疲れなんかごまかしてた
ここでの収録が
いつのまにか毎週の楽しみになったから
君に会える唯一の時間を
無駄にしたくなくて........
「どうして、ペットショップやろうって思ったの?」
君に聞いたら
「何の.....取り柄もないから...(笑)」
って、悲しそうに笑った君に
「そんなことないよ」
すぐにでもそう言ってあげたかった
その言葉を
口にしようとした瞬間に
俺の背中から聞こえてきた声
「.......あの子....なんなの?」
見物にきてる人混みから
君を妬むような言葉
俺が来るようになってから
君には
そんな言葉が届くようになっていた事実に
胸が締め付けられる。
こうして君に
近づく事は
君を
傷付ける.....
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作者名：遥
| 作成日時：2013年9月11日 13時
