皆さん、それはセクハラです【ハイキュー】 (ページ14)

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＊days13 ページ14

烏野高校との試合は追いつめられながらも勝つことができた。

その後無事準々決勝も勝ち上がった。

今日は三日目最終日だった。

結論から言うと……決勝で白鳥沢に負けてしまった。

文字にしてしまえばそれまでだ。

でも私は…………

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ーー青城体育館

『やっぱりここにいたんですね。』

岩泉「何でここに……」

『及川先輩です。"平気そうな顔して帰ったけど、実は落ち込んでるからちょっと見てきて"って頼まれたんです。』

岩泉「あいつ……」

『たぶん体育館にいるからって………ほんと先輩達仲良しですね。』

岩泉「何言ってんだ！………いや、あいつのことは今はいい。」

及川先輩の言ってた通りだ……。岩泉先輩は本当に落ち込んだ時は及川先輩への口の悪さがなくなるって……

『先輩、ひとつお願いがあるんです。』

岩泉「あぁ、何だ？」

『ぎゅーってしてもらってもいいですか？』

岩泉「はっ？何言ってんだ？」

『私もマネージャーですけど、みんなと一緒に戦ってる気持ちだったんです。でも1番悔しいのは先輩達だろうから気張ってたんです。だからちょっとだけで……

急に目の前が真っ暗になったと思ったら、私は岩泉先輩の胸の中にいた。

岩泉「あー悪い、吉木は及川に言われて俺のこと慰めに来てくれたんだよな。ありがとな。」

『いいえ！確かに及川先輩に頼まれましたけど、今こうしてるのは私の意思です。』

岩泉「お前に謝んなきゃいけないことがある。」

岩泉先輩はそういうと、私から離れた。

『謝る……ですか？』

岩泉「今年の4月からふざけて皆お前に好き勝手した。お前がお前らしくなくなって明らかに笑顔は無くなった。俺は止めれたのに止めなかった。」

『いつか飽きるかなぁと思ってたんですけどね。でも知ってますよ。いつも先輩がさり気なく守ってくれてたこと。岩泉先輩が隣にいてくれたら皆手出しにくいですもんね。』

岩泉「すまなかった。次の部活前に俺から言っておく。だからマネージャー辞めないでほしい。」

『辞めませんよ！？私、このバレー部好きです。』

岩泉「そうか……じゃあまた部活でな！」