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ホテルに着いて部屋に入る。俺とモトキとンダホの3人部屋だ。
ン「わぉ!オーシャンビュー!」
モ「ほんとだー。海キレイだねぇ。」
シ「夕食まで時間あるからダーマとか誘って海行くか!たぶんマサイがカメラ持ってきてるだろうからせっかくだから動画撮ろうぜっ!」
ン「フィッシャーズin沖縄だ!」
マサイに聞きたいこともあるしな。
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まぁ、当然といえば当然か。ビーチにはたくさんの生徒がいた。
シ「あっちの人がいない岩だらけのとこ行くか!」
ダ「今日は何すんだ?」
シ「特に何も考えてねぇからとりあえず遊ぼうぜっ!」
ペ「棒見ーっけ!」
モ「俺は2本見つけた。」
ペ「武蔵と小次郎ごっこだ!」
本当に何も考えてなかったが適当にあいつらは遊び始めた。
シ「お前も遊んでこなくていいのか?」
俺はカメラを回しながら写真を撮っているマサイに話し掛けた。
マ「せっかくだからさ、沖縄の景色撮っておきたかったんだ。あと、あいつらの楽しそうな顔もな。」
そう言うマサイの右手にどこかで見たようなブレスが太陽に反射して光っていた。これは……
シ「マサイ、その青のブレスって……」
マ「これか?Aとお揃いなんだ。」
シ「それって……」
マ「うん、俺ら付き合ってる。」
シ「は?いつから………?」
マ「1週間くらい前からかな。俺が告白して付き合うことになった。」
俺は頭が真っ白になった。俺がキョウコと別れられないでモタモタしてる間に、こいつはさらっと告白してAのことつかまえやがった。王子様かよ。
シ「おめでと。」
俺はそれだけ言うとカメラを閉じてマサイに託し、水際ではしゃいでるあいつらの元へ走った。今は無理にはしゃいでないとうまく笑えねぇ。
シ「ぅおーっ!意外に水冷てーっ!!」
ン「シルクを水責めじゃー!皆のものかかれー!」
シ「お前ら1対5は卑怯だろっ!」
ペ「何悩んでんのか知らねぇけどさ、お前らしくやれよっ!」
ザ「なっリーダー!」
ダ「あいつ捕まえろっ!海に放り投げるぞ!笑」
モ「俺に任せろっ!よし誰か足持て!」
ン「おけっ!せーの!」
バッシャーン!!
シ「お前ら、やってくれたな。こっから反撃だー!」
このあとマサイ以外の6人はビショビショになってホテルに帰り、先生にこってり絞られたことは言うまでもない。
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作者名:milkcrown | 作成日時:2018年12月18日 15時