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キーンコーンカーンコーン

昼休みだ。


シ「昼休みなんだけど、俺らと飯食わね?食べたら案内するしさ。」


キョウコ「あたしも行くー!」


ン「屋上行こうよ!いつも通りあいつらもいるだろうし。」


『あいつら?』


シ「まぁ、中学からの仲間で悪友って感じかな。」


モ「悪いやつらじゃないから。仲良くなれると思うよ。」


『仲良くなれるといいなぁ。』


ーー屋上にて


ダ「ぅわっその子か噂の転校生って!」


ザ「クラスのみんな、お前らのクラスに覗きに行ってたもんなぁ。」


マ「俺、マサイっていいます。よかったら連絡先交換してほしいなぁ。」


シ「えっ!?マサイが女の子に話しかけるとか珍しいじゃん!」


『いいよ。マサイくん、スラッとしててかっこいいね。』


ぅおーっ!!マサイかぁ……。完全に盲点だった!奥手だと思ってたのにこんな肉食系だったなんて。


キョウコ「あっあたしもー!」


シ「お前はいいよ!」



キョウコ「なんでよ?」



シ「俺のあることないこと吹き込もうとしてるだろ!」


キョウコ「そんなことないよ!?あたしがどんだけシルクのこと好きか吹き込んどこうと思って♬」


『私けっこう恋バナ好きだよ!聞かせてっ。』



モ「まぁまぁ、とりあえずお弁当食べながら話そっ。食べたらシルク、Aちゃんに案内してあげるんでしょ?」


シ「そうだな!」


みんな弁当食べながらガンガンAちゃんに話しかけてる。いつもなら俺も加わって誰よりもうるさくしているとこだが、なんか調子が出ない。緊張してんのか、この俺が?


『シルクくん?ごはん終わったんだけど、いいかなぁ?』


シ「おっおぅ!行こうか!ンダホ俺らの弁当箱よろしく!」


ン「いいよー。シルクAちゃんに変なことすんじゃねぇぞー!笑」


シ「変なことってなんだよ?しねーよ!」




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作者名:milkcrown | 作成日時:2018年12月18日 15時

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