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俺はシルク。今は高校2年の夏休みだ。部活に明け暮れる毎日。インターハイも負けちまって、練習にもあまり身は入ってない。
俺はこの日常に飽きていた。仲間と動画を撮っている時は楽しい。だが家に帰って一人になると、急に虚しくなる。俺はこの日常を壊してくれる何かを待っていた。



  ーーーーーーーーーーーーーーー


今日から2学期が始まる。


ー教室にて

ン「シルクおはよーっ!」


シ「ンダホか、朝から元気だなぁ〜。」


ン「俺昨日担任から聞いちゃったんだけど、俺らのクラスに転校生来るらしいよっ!」


シ「まじかっ!男?女?」


ン「そこまで教えてくんなかったんだよねー!」


モ「えっ?転校生来るの?楽しみだなぁ〜」


キョウコ「シールクッ!おっはよー!」


キョウコが後ろから抱きついてきた。
こいつ、城崎キョウコは俺の彼女だ。高校1年の時から執拗にアプローチされて、俺が根負けして付き合った形だ。まぁけっこう可愛いし、俺の仲間とも普通に仲良くってなかなか悪くないと思っている。


シ「キョウコ、お前重いよ。」


キョウコ「あっひどーぃ!モトキ聞いた?ひどいよね?女の子に重いとかだめだよねぇ!?」


シ「お前は朝からほんっとうるせーなぁ!」


キョウコ「彼女に対する態度じゃなーぃっ」


モ「そうだよねえ。シルクひどいねぇ。きょんちゃんおいでー!」


キョウコ「モトキってば優しいーっ!ぎゅーっ!」


こいつらは幼馴染み。キョウコが俺への当てつけにモトキと仲良くしてることも、実はモトキがキョウコを好きなことも知ってる。今、俺はキョウコを振る理由がねぇ。ただそれだけだ。
俺ってやなやつだな。


担任「お前ら騒いでないで座れよ〜。」


俺は窓際の1番後ろの自分の席に座った。



担任「転校生紹介するからなぁ!藤崎、入ってこい。」


  ーーーーーーーーーーーーーーー

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作者名:milkcrown | 作成日時:2018年12月18日 15時

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