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(なになに!?もしかしてスタッフさんとこにつれてかれて怒られるとか??)

モトキさんはある部屋の前で立ち止まってこっちを見て複雑な表情をしている。

モ「部屋に入ってもらってもいいんだけどたぶんうるさいことになるから、ここで待っててくれる?」

『わかりました。』

(うるさいことに?なんだろう?よくわからないけど待つしかないよね。)

気づかなかったけど、自分の体を見下ろすとほんとにびしゃびしゃでちょっと寒い……

『っくちゅん‼』

モ「あっ!やっぱり寒かったでしょ?これ俺のだから使って!」

そういうとモトキさんはあたしの頭の上から大きいタオルをかけてくれた。

(ふふっ。いい匂いがする。)

ちらっとモトキさんの方を見ると、後ろの扉から何かたくさんの目が並んでいる……

?「ちょっっ押すなって‼」

?「オレも見たいからっ‼」

?「誰かオレの足踏んでね?」

?「ちょっマジンダホ重いょ‼」

?「見えるようで見えんし!」

?「あっ目があった!!」

(えっ)

ぅわぁぁぁあぁぁっっっっ!!!×6

すごい叫び声が聞こえると同時に扉が開いて飛びだしてきた。

モ『お前ら、大の大人が6人揃いも揃ってノゾキ?そういうの恥ずかしくない?』

「恥ずかしくないっ‼」×6

モ「ごめんね。結局うるさいことになっちゃって。」

(もしかしてこの人達って…さっきステージにいたあのフィッシャーズ!!…だよね?
まさかこんな形で会えるなんて‼)

『いえ‼ちょっと驚きましたけどなんか…動画のままなんですね。パソコンの画面からそのまま飛び出したみたいです。』

モ「あはは!オレらほぼ動画と普段変わんないからさ、なんなら素の方がひどいときあるしね。」

『ふふっ。ほんと楽しそうでいいですね。』

(ほんとに仲良しな人達なんだなぁ〜。)

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作者名:milkcrown | 作成日時:2018年12月17日 15時

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