*22(やや裏) ページ22
あれから数日後、みんなでシルクくん……じゃなくてりょうくんの家で私たちのお祝いをしてくれることになった。
(シルク……はあだなでもう彼女なんだからりょうって呼べって言われちゃった。慣れないから照れるね。)
そろそろくるかな?全員集合だって言うからはりきってごはん作っちゃった。
今日は昼から来て作ってたんだけど、なかなか、進まなかった。その理由はこれだ!目線を下にすると、あたしの腰に手が巻き付いているのが見える……。
『りょうくん、そろそろみんな来ちゃうよ?』
シ「嫌だ!離さないっ!」
『そんな子どもみたいなこと言わないで。』
シ「Aがそんな可愛いエプロン着けてるからだよっ!」
『えっ!?エプロン?今日は作る量多いから汚れちゃうかなぁと思って持ってきたんだけど。』
シ「もう終わったんだろ?俺が脱がすっ!」
『ご自由にどうぞ。笑』
りょうくんはエプロンのリボンをほどくと、するすると取り去ってしまった。
『これでいいかな??』
シ「まだだろ?」
気がつくとあたしは壁際に追い詰められてキスされている。どんどん深くなっていくキスに頭が真っ白になる。
『んっ…やぁ……、ふっ』
息継ぎしようとすると深く舌を差し込まれる。我慢できなくてりょうくんの背中にしがみつく。
『っ、みんな……っきちゃうから、っ。』
ーガクッ
シ「おっと、やり過ぎたかな?ごめんな!」
腰が抜けて立てなくなってしまった。
『みんな来ちゃうって言ってるのに……。』
あたしが潤んだ目で見上げると、
シ「そんな目で見んなよ……我慢できなくなんじゃん。」
チクッ……
『んっやっ……、もーこんな見えそうなとこに…。』
鎖骨の辺りが赤くなっている。
シ「続きはあいつら帰ってからな♪」
ニシシと笑ってあたしの頬に軽く触れるだけのキスをしていった。
ーーピンポーン
シ「空いてるぞー!」
(なんであんな余裕な顔してるの!?こっちはいつもドキドキさせられっぱなしなのに………、ズルい。)
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milkcrown(プロフ) - 編集時に間違って自分のアカウントから小説を手放してしまいました。放置しようかと思いましたが、ミスもあったりするため再編しましたこちらで読んで頂くことをおすすめします。http://uranai.nosv.org/u.php/novel/milkcrown03/ (2018年12月17日 20時) (レス) id: 33e2bf5686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:milkcrown | 作成日時:2018年12月10日 20時