雪の華Ⅱ (ページ15) - 小説/夢小説

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白いポピー　６５ページ15

白石「初日の出の時間は調べたから、それまで少しやけど寝よか」

「うん。でも、私多分起きれないから」

白石「起こしたるから、安心して寝や」

この日久しぶりに彼の腕の中で眠った

２人だけで過ごす時間はあっという間で、とても楽しくて
無意識に無理をして体に負担をかけた

あと少しだけ時間がほしい

あと少しだけ彼といたい

あと少しだけみんなと笑いたい

時間が止まればいいのにと何度願ったことだろう

白石「A」

遠い意識の場所で声が聞こえる

白石「A、初日の出行くんやろ？」

「ん。行く」

白石「おはようさん。外むっちゃ寒いから温かくせなあかんで？」

「うん。みんなからもらったものつけて行くね。そしたらみんなも一緒にいるような感覚になるから」

後は、蔵ノ介君からもらったバラの花束

白石「準備できたん？」

「うん。できたよ」

白石「ほな、行こか」