イケメン彼女は紅一点2 (ページ21)

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パーク内を周り時刻はもう夕方。あたりは暗く帰路に着く人達もいる。

舘「ホテルってミラコスタだよね？」

『そう、部屋はね…ん？』

しおりのようなものには「ホテルミラコスタスイートベネツィアサイドテラスルーム(ダブル)」と記載。

『ねぇ、涼太。お部屋一緒。しかもダブル…』

舘「へぇ、豪華な部屋用意して貰えたね。」

動揺してたのはAだけで宮舘は動じない。
チェックインを済まし部屋に入ると、企画の賞品とは思えないレベルの部屋だった。

『うわ、涼太この部屋凄いね。なんか申し訳ない(苦笑)』

舘「Aをキュンとさせられた甲斐あった。こうして2人でゆっくり出来るｷﾞｭｯ」

『フフっ、涼太くすぐったいよ。でも涼太のおかげでお姫様気分になれた、ありがとうﾆｺｯ』

紳士な宮舘が先に譲りお風呂に入ると中が鏡張り。

『Oh…これ恥ずかしい。』

今日1日を浸かりながら思い出す。意外とカチューシャにノリノリの宮舘、ダッフィーを抱き締めて歩く宮舘。

『なんか涼太って可愛いなぁ。』

舘「そう？俺はかっこいいって言って欲しいなぁ。」

『えっ！？涼太ｯ…』

目線を上げると背を向け腰にはタオルを巻いた宮舘。

舘「ごめんね、久しぶりに一緒に居られるから一緒に入りたくなって。いいかな？」