イケメン彼女は紅一点2 (ページ11)

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母「さ、出来たからAちゃん運んで！」

ダイニングテーブルに乗せられた豪勢な食事。
ローストビーフにシーフードサラダ...

慧兄「お！ママのローストビーフ好きなんだよなぁ♪頂きます！」

『本当にママの料理久しぶりだなぁ。もっと習わなきゃね。』

母「何言ってるの！Aちゃんはすっかり料理上手になって。これでいつでもお嫁に行けるわね♪あ、岩本くんが貰ってくれるのよね！」

父「何言ってるんだママ!!Aをお嫁になんてやるもんか！」

先程までの厳格な雰囲気からワインを飲みふわふわな雰囲気に変わる。

岩「ｺｿｯなぁ、お父さん大丈夫か？」

『お酒飲むといつもあぁなるのwあまり気にしないで。あ、そのローストビーフのソース美味しいでしょ？ママの手作りなの。』

2人は別テーブルに離れワインを飲みながら料理を食べる。普段の目まぐるしい生活からアットホームな雰囲気が身に染みる。

父「岩本くん！君は本当にAの事守れるのか？！」

『ちょ！パパいきなり何言ってるの！照気にしないでwほら、このワイン美味しいよ？』

父「Aも！岩本くんの事本当に好きなのか！？」

慧と母は離れた所からまた始まったと呆れたような顔で見ている。Aが助けを求める目線を送るも母の首振りに諦める。

岩「お父さん、俺は今まで何年もAと一緒に過ごしてきました。辛い時も楽しい時も。これからデビューをする為に全力でAもSnowManも守っていくつもりです。」

あまりの真面目な答えにその場は静まり返る。

『私も同じ。照は今まで私の事沢山守ってくれた。だから私もSnowManと照を守っていきたい。だからデビューするまで見守って？』

父「分かった！これから忙しくなるぞ！式の準備だろ？披露宴も盛大にな！ママ、しっかりおめかしするんだぞ！」

岩「いや、俺らまだ付き合ってる訳じゃ！ダメだ、お父さん暴走してる。A、どうすんだ？」

『う〜ん。放置！あ、照私の部屋の隣空いてるからそこで寝てもらっていい？』

暴走して勝手に話を進める父とそれに乗る母と兄。それを流し寝る準備をする娘。

岩「思ったより賑やかな家だな(苦笑)」