イケメン彼女は紅一点12

#139 メイクなんかしないで(岩本) ページ20

岩「おはよ…ん？俺最後？」





阿「あ、照おはよ。まだA来てないよ。」






向「Aちゃん来とったけど、ジェシーに連れてかれてん！俺もな、行こう思ったんやけど…」








SixTONESに昔から懐かれてたから楽屋に行く事もしょっちゅう。でも今日はいつもより遅い。ジェシー達何やってんの？








深「もぉ〜、照イラつきすぎw」







岩「別にイラついてねぇし。A衣装とメイク済んでんの？」








舘「俺来た時はもう衣装着てたよ。メイクはまだっぽかった。」








岩「ちょい出てくるわ。」






SixTONESの楽屋前に着くと本番前なのに凄い騒がしい。





岩「おい、A居る？」






森「あ、岩本くん！きょも、まだ？」





京「もうちょっと…よし、やっぱりAちゃん可愛い！」





北「今日それで出てよ。」





『そう？じゃあそうしようかな？ねぇ、照どうかな？』







何それ。普段Aは余程女の子らしい衣装じゃない限りピンク系メイクなんてしない。しかも大我にやって貰って。








岩「行くぞ。みんな後でな。」






『ちょっ…ごめんね、ありがとう大我！』






スト「「(あれ絶対キレてるな…)」」






『ちょっと、照。…照ってば！痛いっ』





岩「お前それなんなの？」






『ジェシーに誘われて遊びに行ったら丁度大我がメイクしてて。私メイクまだだし見てたらやってくれて。照こそどうしたの？いきなり引っ張らないでよ。』








岩「自覚ない訳？その色大我の色じゃん。それにリップまでピンク…ふざけてるだろ。」







『ふざけてなんか っん…。は…んッ照…っ』






フロアの端とはいえ、いつスタッフさんや後輩が来るのか分からない状況と嫉妬心にぶつける様なキスをする。口の端からすぅっと落ちる滴が余計に燃えさせた。







『照っ。ねぇ、どうしたの？私言われないと分かんないよ…。照を嫌な気持ちにしたなら教えて？ちゃんと謝りたい。』

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