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『2人とも〜こっちこっち〜!』
虎「あ、!五条先生!」
乙「お待たせしました、」
『いいよいいよ〜急にごめんね〜。で、なんで今回2人に任務に来てもらったか言うと京都で不可解な呪いの報告が窓から上がった』
乙「不可解ですか?」
『そう。どうやら僕達呪術師では無い何者かが、呪いを祓っているそうなんだ。』
虎「仲間割れってことか?」
『うーん。呪霊というのは本来人を襲うものなんだよ』
乙「じゃ、じゃあ自分以外のものを無差別に襲ってるとかですか、?」
『いや、それも違う。今回報告された呪いは人を全く襲わない。むしろ人に憑いた呪い、憑こうとした呪いを重点に祓ってるみたいなんだ。』
虎「何が目的なんだ……?」
乙「単純に人を呪いから護っている…?呪いが…?」
『まあそう言うことになるね。要するにその呪いの意図が掴めないから僕達が調査しに行く。』
虎「え?先生も行くの?」
『その呪いは恐らく特級、京都校が最初調査にあたって居たが尻尾すら掴めてない。』
乙「呪術師を撒く呪い……低級では考えられませんね」
『窓によると、その呪いは耳が生え九つの尻尾を持った九尾の様な出で立ちで、日本刀で空を斬った所に裂け目が出来てその中へ消えて行ったらしい。』
虎「なんじゃそりゃ、!?裂け目に入って消える、?」
乙「僕達でその呪いを追えるんでしょうか…」
『そこで鍵となるのが悠二。君だよ』
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作者名:みるく缶 | 作成日時:2022年4月15日 23時