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母「今日から家族の慧君よ、仲良くしてね」
慧「A、よろしく」
まだ私が小さかった頃
知らない男の子がお兄ちゃんになった
慧「A！おはよ」
「…」
人見知りな私は全く仲良くなれなかった
だって知らない人との生活なんて
絶対無理だし
でも、お兄ちゃんのことをやっと許せたのは
高校に上がる少し前のこと
『てめぇのせいで私の評判悪くなっちゃったでしょ？どうしてくれんの？』
「やっ、やめてっ、」
ホースで水をかけられ、制服を破られ
お母さんからもらった大切なネックレスもちぎられた
もうダメ、って思ってたとき
慧「A！」
「お兄ちゃ、ん」
助けてくれた
慧「怖かったね、おいで」
私を優しく抱きしめて泣き止むまで私のそばから離れなかった
その時からずっと消えない恋心
抱いてしまった、お兄ちゃんへの恋
叶わないけど追いかけてる
好き、
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作者名：くるみるく | 作成日時：2018年4月15日 2時
