幸せ ページ5
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日曜日の夕方
「あ、涼介！」
山田 「A！」
待ち合わせはあの苺専門店のお店
山田 「ここでケーキ食べよ？」
「うん！」
私も苺好きだからこういうのはすごく嬉しい
涼介は苺ケーキ、私は苺タルト
店員さんが運んできた時
涼介の目はキラキラしてて
幼い子供みたいで可愛かった
山田 「ん〜美味しい！」
「美味しいね」
「ん？なに？」
涼介が私の方をずっと見てくる。
あ、
「ケーキ欲しいの？」
山田 「うんうん！！」
やっぱり。私のケーキも食べたいみたい。
「取っていいよ」
ってケーキ前に置いたら
山田 「Aが口まで運んでよ」
って、、、、、、
「やだよ。」
山田 「なーんーで！」
そう言ってトロンとした目で私を見つめてくる
この目弱いの…
「分かった、分かったから」
山田 「やったあ！」
「はい、あーん。」
パクっとケーキを口に頬張った涼介の顔はほんとに幸せそうでこっちまで幸せになる
山田 「はい、あーん。」
「美味しい。！」
いつの間にか私もあーんってしてて、
涼介の食べてたショートケーキを食べる
食べる時間はあっという間に終わって。
もう帰るのか〜って寂しくなった。
「もう帰るんでしょ？」
山田 「帰らないよ？」
「どこ行くの？」
山田 「今日帰るの遅くなっても大丈夫？」
「大丈夫だよ？」
いまの時刻は5時
待ち合わせが4時だったのもあって
少し遅い。
山田 「俺の家行こ」
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作者名：くるみるく | 作成日時：2017年11月21日 19時
