私の後輩 (r.y) 2 (ページ13)

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泣いたページ13

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次の日図書室に用事があったので行くと

“閉まってます”

という札がかかっていた。

「ちぇ、まいいか、」

借りた本を返すだけだし、

と思って図書室に入っていった

りょ、すけ、んっ、

え？誰？

誰かが涼介の名を呼ぶ。

山田「お前俺がいねぇと何もできねぇな。ほんっとに、」

明らかに聞こえてくるのは涼介の声。

どういうこと？

最悪、

昨日の言葉の意味はこれ？

ねぇ、涼介、、

どうしたらいいかわかんない。

自分はもっと悪いことしてるんじゃん。

泣きそうになるのを我慢する。

目の前で静かに開いたドア

そこには大ちゃんがいた。

大貴「おいで、」

って私に言ってる。

もう、やだよ。涼介、

「大ちゃんっ、、、」

大ちゃんが図書室から離れた場所へ連れていってくれた。

「屋上？」

消え入りそうな声でやっと出した言葉

大貴「ん、」

私の頭を肩に乗せるように手を添えて

泣け

なんて言うから

安心して、

泣いた