ブラックペアンコラボ作品 ページ31
※中堂先生寄りですが、
渡海先生とどうしても
取り合いさせたかったんです、、
「あれ、？」
私は見覚えのある顔に反応した。
「どうも。」
「渡海、先生？」
「お前、、、！」
系くんが目を見開く。
私が背中を大きく刺された時。
看護師さんが教えてくれた。
渡海先生というお医者さんが
すぐさま手術をし傷口を縫ってくれたから
私は助かったんだ、と。
私の恩人とも呼べる。
「どうしてここに？」
「来ちゃ悪いわけ？」
「あ、いやそういうことでは、、」
渡海先生はニヤッと笑うと
近づいてくる。
「傷は、どうよ？」
そう言いながら顔を近づける。
そうだった。
渡海先生は距離が近い。
突然近づけられた顔に思わず顔が赤くなる。
その瞬間、言わずもがな
思い切り不機嫌になった人間がいた。
「おい」
系くんはグイッと私の腕を引き、
渡海先生と私の間に
入ると高い位置から渡海先生を睨みつける。
「何の用だ」
そんな系くんに怯むことなく
渡海先生は言う。
「、これはこれは、中堂先生。
視察ですよ、UDIの」
気だるそうに言う先生。
「自分達は生きている人間を救い、希望を与えているとかいうしょうもない勘違いをしている医者は法医学を見下しがちなんですよ、
どいつもこいつも視察に行きたがらないから
しょうがなく俺が引き受けた。
、、、ま、理由はそれだけじゃないけどね」
渡海先生はそういうと
こちらをチラッと見た。
系くんの眉毛がピクッと反応した。
渡海先生は視線をゆっくり系くんに移す。
「、、まだ邪魔な人間がいたとは、残念。」
そう挑戦的な目つきで系くんを見て不敵に笑うと、
白衣のポケットに手を入れて
ラボを出て行った。
チッと系くんが舌打ちする。
「え？最後のどういう意味？」
私が訳が分からないという顔をすると
系くんは
「気にするな、」
とため息をついた。
そして系くんは言った。
「A、あいつがいる間、絶対俺から離れるな」
「え？」
「いいな」
そう言って私を見る視線から
ものすごい圧力を感じ、私はただ
頷くしかできなかった。
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みーこ(プロフ) - アンナチュラル再熱して、読破しました！素敵なお話ばかりで癒されました〜また読みにきます！ (2022年5月31日 0時) (
レス) @page40 id: 71713ba9a2 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - ユメさん» ありがとうございます！頑張ります(*ﾟ▽ﾟ*) (2018年4月15日 20時) (レス) id: 25eefb2072 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - いつも楽しく読んでます！中堂先生推しのあたしはwelcome backの中堂先生で萌えました（笑）読んでてムフって変な声出ましたｗｗｗこれからも甘々な中堂先生を楽しみにしてますね(*´∀｀*) (2018年4月15日 17時) (レス) id: 798b127b08 (このIDを非表示/違反報告)
サリナ(プロフ) - この作品って中堂さん落ちの作品ですか？ (2018年4月7日 17時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milk | 作成日時：2018年4月7日 16時
