温泉2 中堂side ページ15
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風呂上がり、共有スペースで
涼しんでいると、Aが出てきた。
花火の時にも見た浴衣姿だが、
あの時とはまた少し違って
ゆるく着られた浴衣が色っぽさを増している。
思わず少し目を見開いた。鼓動が早くなる。
エスカレーターに乗ると団体客に鉢合わせる。
代わりにドアをおさえていると
触れてはいないものの目の前にいる
Aを包み込んでいるような、
他の奴らの視界から隠しているような
そんな感覚になる。
１つにまとめられたAの髪からは
シャンプーの匂いがする。
いつもは見えていない、きれいなうなじに
思わずごくりと唾を飲んだ。
ふと、Aの耳が赤いことに気づく。
照れてるのか、
そう思うと、もっと照れさせたいような、
いじめたい気持ちになってくる。
エレベーターの中に誰もいなくなったタイミングで
そっと後ろから抱きしめ耳元で囁く。
「、どうした、耳、赤いぞ」
そういうとAは身体をビクッと
震わした後、さらに顔を赤くさせた。
浴衣のせいで肌の距離が近く
熱くなったAの体温がより伝わってくる。
「A、」
そう耳元で息を吐くと
「ぁ、、、」
とAが掠れた声を出す。
ドクン。
自分の身体の温度が一気に上がったのが分かる。
ポーン
その時部屋の階にエレベーターが止まった。
Aがスルッと腕から抜け出して
俺を置いて部屋にいそいそとにげて行く。
こっちの火照った身体をどうしてくれようか。
俺は頭をかきながら部屋に向かった。
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みーこ(プロフ) - アンナチュラル再熱して、読破しました！素敵なお話ばかりで癒されました〜また読みにきます！ (2022年5月31日 0時) (
レス) @page40 id: 71713ba9a2 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - ユメさん» ありがとうございます！頑張ります(*ﾟ▽ﾟ*) (2018年4月15日 20時) (レス) id: 25eefb2072 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - いつも楽しく読んでます！中堂先生推しのあたしはwelcome backの中堂先生で萌えました（笑）読んでてムフって変な声出ましたｗｗｗこれからも甘々な中堂先生を楽しみにしてますね(*´∀｀*) (2018年4月15日 17時) (レス) id: 798b127b08 (このIDを非表示/違反報告)
サリナ(プロフ) - この作品って中堂さん落ちの作品ですか？ (2018年4月7日 17時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milk | 作成日時：2018年4月7日 16時
