めんどくせえからあたしが総長やってやるよ！！！

3 ページ4

校門を前にしてうるさい真一郎とエマとお別れし、マイキーと教室へ向かう



そう私たちは同じクラス。
そして席は隣だ。



『マイキー宿題やった？』



マ「俺がやってると思う？」



『思わない。』



マ「正解。俺の分Aのやつ写しといて」



『…私がやってるように見える？』



マ「見えねえな」



『大正解！！！！！！！』



マ「うわ使えねえ！」



『ごめんてマイキー。モーニングコールでもお迎えでもなんでもするからさ！』



マ「じゃあ東卍入って♡」



『あ、それだけは無理』



マ「ちぇ、、、」



そう。何万回もこの誘いを受けているし、断っている。



『そんな怒らないで？どんだけ私のこと好きなの？帰りたい焼きいく？』



たい焼きでマイキー釣れるかなって思ったけど流石に東卍の総長がそんな簡単な訳…



マ「俺のことペットだと思ってんの？それに今がいい」



『は、？？？』



うーん、ありましたね⭐︎



ドンマイ！！！



行くと決まれば(強制)自分のカバンと私のカバンを持ちスタスタと5分前に歩いた道を戻るマイキー



マ「A、ケンチンとこ行くよ！東卍入りたいって言わせてやる！！！！」



ああ、神様。私の朝マイキーに費やした時間を返してください。

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す