step 29 ページ30
〜 side ジェヒョン 〜
朝早くからジェミナがハイテンションで準備してるから何かなって思いながら様子を伺いつつ話を盗み聞きしていたら、どうやらAと2人きりで出かけるらしい。
ふ〜ん…デートねぇ…。
ジェミナが嬉しそうにジェノに話していたのを見ると邪魔したい自分も居る。だけれど応援してあげたい兄としての自分も居る訳で…。
JH「はぁ…」
YT「何だよ溜息付いて」
ケラケラ笑いながらキャリーケースの荷物を確認しているユタヒョンは午後から日本に行くらしい。それにテヨニヒョンも付いて行くんだとか。
JH「お土産買って来て下さい」
YT「分かってる〜」
上機嫌なユタヒョンはキャリーケースを閉じるとそれを玄関まで引きずって行った。
俺もこの休日は実家に顔を出さないとな、それに勉強もしないと…だけどAが来週から学校に行くからその事も教えてあげたくて…って何でそんな気にかけてんだよ俺。ちょっと異常なくらいだぞ。
同い年なんだから別に大丈夫だろ…。
そう自分に暗示をかけ続けた。
JH「ヒョン、俺家に帰るんですけど一緒に来ます？」
JY「え、良いの？」
JH「メンバーの顔見せてってうるさいんで」
JY「俺だけとか嬉しい！」
JH「テイリヒョーン！」
JY「ヤー！チョンユノ！」
TL「呼んだ？」
JH「実家に帰るんですけど一緒に来ませんか？」
TL「ん〜…行こうかな」
JH「午後から行くんで、泊まって帰って来ようヒョン達」
JY「着替え持って行けば良い？」
JH「はい」
JY「準備して来るわ」
TL「待ってて2人共…ってジェヒョナの家遠い？」
JH「電車乗れば40分くらいですよ」
TL「近くにお店ある？」
JH「んー…ショッピングモールとかはないですけど、コンビニとか飲食店とか屋台なら多いです」
TL「お、ありがと」
それだけ聞くと準備しにテイリヒョンもジャニヒョンも一旦部屋に戻ったから俺はまとめておいた荷物を抱えるとソファに倒れ込んだ。
また昨日も夢を見た。
夢の中で泣くあの子が、どうしてAと重なるのか自分でも分からない。だけど放っておけなくて、1人にさせたくないし離れたくないんだ。
チョンユノどーした…って自分でも思うよ。
ジャニヒョンとテイリヒョンの準備が終わるとすぐに宿舎を出た。あの2人が出かけたのなんて確認もせず、興味もありませんって感じ全開で出た。
マスクをしてフードを被ればヒョン達と3人でのんびり歩く。
TL「で、何があったのジェヒョナ」
全部お見通しみたいだけどな。
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ころっけぱん(プロフ) - ジェヒョンと仲の良いウィンウィンとかNCTの中国人メンバーとの絡みが欲しいです！是非、登場させてください！ (2018年4月8日 11時) (
レス) id: e74d7e8b12 (このIDを非表示/違反報告)
ころっけぱん(プロフ) - お気に入り登録させていただきました！楽しんで読ませてもらってます！リクエストしてもいいですか？ (2018年4月7日 20時) (レス) id: e74d7e8b12 (このIDを非表示/違反報告)
cie(プロフ) - もう毎日の糧ですほんとに！これからも応援してます！ (2018年4月7日 18時) (レス) id: 814b67575a (このIDを非表示/違反報告)
Haru_88(プロフ) - 初めまして。設定でクン、ルーカス、チソンの本名が間違えていますよ。 (2018年4月7日 10時) (レス) id: bf03d27c62 (このIDを非表示/違反報告)
BOSS - はじめまして!いまのところ全部読ませてもらってとても気に入りました(#^.^#)。メンバーみんな優しくて主人公ちゃんが今後どう成長していくのか楽しみです。更新頑張ってください^^ (2018年4月7日 1時) (レス) id: 4752a62601 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クム | 作成日時：2018年4月2日 21時
