step 10 ページ11
〜 side ジェヒョン 〜
夜になるとAは弟達に囲まれてゆっくりながらもちゃんと受け答えをしているようだった。
それを確認して少し離れれば年長ラインに合流して俺も彼女の事について話をした。
YT「あれは見た感じ虐待やな」
TL「本当？ジェヒョナ」
JH「昼からずっと居ますけど親の話はしないし友達の話もしませんよ」
YT「それにあんな傷…多分最近まで受けてたんやと思う」
DY「あんなに可愛らしい子なのに」
YT「日本じゃ良くある事や」
JY「それも万国共通か」
TE「テヨニヒョンは、あの子が入るの反対？」
TY「反対も何も…分からないから、さ」
TL「何が？」
TY「男グループに女の子1人が入るなんて前代未聞で、増してやあの子は日本人だし、今から練習して次のルーキーズステージに出せるかも分からないから…」
TL「テヨナ」
TY「はい」
TL「前代未聞だなんて、逆に面白くない？俺達が始めてで歴史を作るんだよ？」
YT「それに俺だって日本人だしな」
JY「負担は俺達で分けるから、受け入れてあげようテヨナ」
テヨニヒョンは頑固だ。でもこの3人がいつも説得して解決する。それはテヨニヒョンを責める訳でもなく、他を責める訳でもない。別の考えを開こうとさせる説得で毎回聞いてる側は驚かされる。
TY「分かった、俺も歩み寄ってみるよ」
3人の言葉に安心したように笑みをこぼすテヨニヒョンはソファから立ち上がると一直線にAの方に向かった。
TY「Aちゃん」
「はいっ！」
おお、やっぱりテヨニヒョンは警戒対象に入ってるのか良い返事が彼女から返って来た。
TY「俺はテヨンだよ、ユータと同い年だからね。それからリーダー的な役目もしてるから何かあったら俺に言って？」
ちゃんとゆっくり話すテヨニヒョンの言葉をAも必死に聞こうとしていて、なんだか2人共可愛くて笑ってしまった。
「テヨニヒョン」
そう、その言葉を聞くまでは。
ん？……………んんん！？
TY「ユータ？聞き間違いかな？」
YT「俺はさっき説明したで？」
「あたし、ここのグループ入ります。皆男の子だから、あたしも男の子」
そう言ってニコッと笑うAに思わずドキッとした。結構しっかり考えは持ってるんだな…なんて。
ただちょこちょこしてるだけの小さい奴かと思ってたけど根性が座ってる。
JH「ヒョン、面白い子でしょ？」
TL「うん、あーゆー子好き」
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ころっけぱん(プロフ) - ジェヒョンと仲の良いウィンウィンとかNCTの中国人メンバーとの絡みが欲しいです！是非、登場させてください！ (2018年4月8日 11時) (
レス) id: e74d7e8b12 (このIDを非表示/違反報告)
ころっけぱん(プロフ) - お気に入り登録させていただきました！楽しんで読ませてもらってます！リクエストしてもいいですか？ (2018年4月7日 20時) (レス) id: e74d7e8b12 (このIDを非表示/違反報告)
cie(プロフ) - もう毎日の糧ですほんとに！これからも応援してます！ (2018年4月7日 18時) (レス) id: 814b67575a (このIDを非表示/違反報告)
Haru_88(プロフ) - 初めまして。設定でクン、ルーカス、チソンの本名が間違えていますよ。 (2018年4月7日 10時) (レス) id: bf03d27c62 (このIDを非表示/違反報告)
BOSS - はじめまして!いまのところ全部読ませてもらってとても気に入りました(#^.^#)。メンバーみんな優しくて主人公ちゃんが今後どう成長していくのか楽しみです。更新頑張ってください^^ (2018年4月7日 1時) (レス) id: 4752a62601 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クム | 作成日時：2018年4月2日 21時
