裸足のシンデレラ (ページ30)

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あたしの名前は… ページ30

リビングに戻ると
MN『おーA！！ちょっとこっち来ーーい
！！』

声デカ
近所迷惑だよ

とか思いつつもソファに座るソジクヒョンの隣に座った

MN『実はな！さっきスマン会長に発表された事があるんだ！！』

えっなになに
荷物取りついでに何の話して来たの

ソジクヒョンは興奮してるのか
さっきからあたしの肩をバシバシ叩いてる
んでその顔……やめてよ……きもいw
ニヤニヤすんな

『早くその発表の話してください。
それから…いてーよ』

いやマジで結構痛いよヒョン

あたしがガチなトーンで言うと周りのヒョン達も”Aこわ～”なんて言いながらあたしから遠ざかる
ソジクヒョンは顔を強張らせてから1人分スペースを空けて座り直すとワザとらしく咳払いした

MN『A、お前の芸名と能力が決まったぞ
！！』

えっ

『あたしにも芸名つけるんですか？』

MN『まーAって名前はやっぱり日本人の名前だしな～、いや別にこの名前があれだとかじゃないんだぞ？
だけどファンに慣れ親しんでもらう為には韓国人みないな名前にしないだし…』

なんかこの人1人で語って1人で落ち込んでるよ……

『とりあえず教えてくれますか？あたしの芸名と能力』

TO『タオもはやくAの能力知りたーい』

可愛いなおい←

MN『芸名はユニだ、能力はHOLD、Mの活動が主になる』

KR『Oh、HOLD？把握？』

MN『うん、違うから。包み込むって意味』

…………

今まで優しさや何もかもに包まれて込まれなかったあたしへの皮肉か何かなの？

それとも過去を乗り越えて
ここにいるみんなを無情の愛で包めって？

はぁ
これだから

世界は残酷だ

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