僕は僕自身を (ページ6)

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朝、このニュースを宿舎で見た僕は

「え…？」

画面に写ったニュースに驚きが隠せなかった。

僕の異変に気づいたのかボムギュが

BM「？どうしたんですか、Aヒョン」

「え？あ、いや…なんでもないよ！ちょっとデビューライブで緊張するなーって笑」

HK「なんだ～！良かった！というかAヒョンも緊張とかするんですね！！笑」

「人間だもの…そりゃ緊張するわ！笑」

SB「あははっ！笑笑なんかAヒョンのおかげで緊張ほぐれた気がします笑」

「そう？？笑なら良かった！笑」

そう明るく振る舞い、朝食を食べ終え、車に乗り、デビューライブ会場へと向かった。

会場に着くなり、すぐにリハーサルが始まり、あっという間に本番の時間に。

だけど、そんな時でも朝のニュースが頭から離れなかった。

信じられない、幼馴染が電話してきた次の日にいなくなるなんて…。

幼馴染に何があったのだろうとずっと考えていると、

YJ「A？」

「え！？」

急にヨンジュンに呼ばれたため、驚いて尻もちついてしまった。

YJ「ちょっ！？大丈夫！？」

「あはは～…ごめんごめん笑ビックリして…」

YJ「あぁ…驚かすつもりはなかったんだけど…ごめん」

「大丈夫、大丈夫。あれ、てか何か用？？」

YJ「あ、振り付けの確認したくてさ…ここって…」

「そうそう、合ってるよ。でももう少し手低めの方がいいかも。後ろのカイの顔が多分見えなくなっちゃう気がする」

YJ「確かに。ありがとな！！」

「どういたしまして！」

アドバイスをし終え、ヨンジュンが皆のいる所に戻っていく隙に

「…ニュース 20代遺体っと…」

今日の朝のニュースについてネットで調べた。

しかし、これが厄介なもので。どうやら何も証拠が掴めていないものだったらしい。

なので、じさ○と判断されていた。

…けど、この内容に納得がいかなかった。

ジュヒョナはそんなことする奴じゃない。むしろ止めにいくタイプの人だった。

あーでもない、こーでもないと考えているうちに本番の時間になったため、一旦みんなの居る場所に向かった。