片寄くんちの妹はお姫様？

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『····むぅ』


お腹いっぱいになったAはちょっとお眠。


『メン、たん···』


それでも最後のメンディーと遊ぶ気持ちはあるわけで。


「Aちゃん、お眠の時間かな？」

「そうみたい」

『メンたん、おんぶ』


眠い目を擦りながらメンディーにおんぶをしてもらう。


「Aちゃん、いつでも寝ていいよ。
そうだ、このままパレード見に行く？」

『うん』


目は半分閉じかかっているものの、寝ないように頑張ってる。


「Aちゃんきたよー！」

『あっー！ミッ〇ー』

「覚醒しちゃった」


眠かったはずが、パレードを見て大興奮。

眠気は一気に飛んで覚醒してしまう。


『メンたん、あっちー』

「はーい」


パレードとともにメンディーも移動する。


『かわいー』

「Aちゃんの方が可愛いよ」


やっぱりメンディーもAにメロメロなわけで。


『メン、たんも、かわ···ｽｰｽｰ』


ピークに達したAは、メンディーの背中で寝てしまう。


「寝ちゃった···残念」


もっと一緒が良かったのになぁ、っと言いながら


「涼太、戻ろうか」

「うん」


皆の元に戻っていくのであった。



＊



「ただいま」

「あれ、A寝たん？」


裕太が先に寄ってきてAの顔を覗く


「みんな、今日は(色々と)ありがとう。
Aも(多分)楽しかったと思う」

「Aも寝たし解散しますか」


また仕事で、と各々帰っていく。


(俺もAと遊びたかった)


自分だけ付き添いしかしなかった涼太は不満いっぱいなのでした。

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