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「じゃあさ」

『えっ!?』


頭を上げてホッとしたのもつかの間、涼太に押し倒される。


「昨日の続きしようか」

『りょ、うた?』


さっきまでの笑顔が消えて真剣な顔つき。


『んっ、ふっ』


強引なキス。

覚えのある、最近したようなそんな感覚に陥る。


「ん、A可愛い」

『へっ?ひゃぁっ!』


涼太の男らしい顔に見とれていたら、スカートの中に手が入ってきて


「いいよね?」


最後の確認をされる。

このまま体がの関係を持つこと。

相手は大好きなGENERATIONSの片寄涼太。

嬉しいはずだけど、けど


『よく、ない。ごめん』


顔を覆い涙を隠す。


『涼太のことは大好き。けど、体だけの関係になるかと思うと嫌だ』

「体だけの関係とかならないよ」

『涼太に限ってそんなことはないと思うけど、やっぱり不安だし付き合ってもないから』


つまらない人間だって思われてもいい。

けど、やっぱり付き合ってない人とは出来ない。


「やっぱりAだね 笑」

『?』


笑いながら流石、とか言ってる涼太。

Aは頭の上に?をつけながら頭を傾げた。


「試したわけじゃないけど、Aなら断るなって思ってた。あわよくばしちゃってもよかったんだけど 笑」


ベットから下り、Aの方に体がを向けた涼太が


「俺が告白したらしようね」


笑顔で言い放ったわけで。


『え、そこは付き合おうねじゃないの?』

「告白したら付き合うでしょ?」

『いや、うん、付き合うけど…。断られるって選択肢は?』

「え、A断るの!?」

『断らないけどね……』


なんか漫才してる気分になってきて。

涼太ってこんな人だっけって思うけど、やっぱりテレビと現実じゃ違うんだって納得する。


「だってA、俺のこと大好きでしょ?」


確信犯なヤツで


『涼太にはかなわない』


そうゆうと、ふふんと笑う涼太が小悪魔にしか見えなかったのは言うまでもない。

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設定タグ:片寄涼太 , GENERATIONS   
作品ジャンル:恋愛
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rmpgLove(プロフ) - ○ (2019年3月31日 15時) (レス) id: f88f61b843 (このIDを非表示/違反報告)
ほの(プロフ) - ○です! (2019年3月28日 0時) (レス) id: a214377e0f (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ◎ (2019年3月27日 0時) (レス) id: cbcc9296e1 (このIDを非表示/違反報告)
rmpgLove(プロフ) - ○ (2019年3月26日 23時) (レス) id: f88f61b843 (このIDを非表示/違反報告)
369 - ○です!じゃんじゃん入れてください! (2019年3月26日 23時) (レス) id: 3b6d2d3bfe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃんころ | 作成日時:2019年2月25日 22時

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