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次の日


『ん……頭、痛い』


休みの日にアラームナシで起きれたのは久しぶりかもしれない。


『あれ、昨日は……』


確か片寄涼太くんに会って、と記憶を呼び戻していく。


『あ、確か家に来て…ってえぇぇえ!?』


ベットの横に眠る片寄涼太の姿に驚きを隠せないわけで。


『着てる!』


服を確認するとちゃんと着てるから、そうゆうのは無かったと思いたいのだが。


『思い出せない……』


緊張をほぐすためにワインを飲みまくったのは覚えている。

けどそれ以降の記憶が全く思い出せなくて。


『やっちゃったかなぁ』


失礼なことだったりしないか不安が過ぎる。

最近記憶を無くすまで飲むことがなくなったし、セーブして飲むようにしてたのにと後悔する。


『起こしちゃまずいよね』


とこっそりとベットから抜けようとすると


「あれ、A起きたの?」


タイミングよく涼太が起きてしまって


『起こしちゃった?』

「大丈夫」

『えっと、あの、ですね』


記憶が無いんですなんて恥ずかしくて言えないのに


「昨日ワイン飲ませすぎてごめんね」


と涼太が謝ってくる。


『あたしが勝手に飲んだんで、涼太は悪くない』

「俺も気づけなかったから。緊張してたんだもんね」


優しくAの頭を撫でて


「昨日のこと覚えてる?」


1番聞かれたくないことを聞かれてしまったのだ。

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作品ジャンル:恋愛
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rmpgLove(プロフ) - ○ (2019年3月31日 15時) (レス) id: f88f61b843 (このIDを非表示/違反報告)
ほの(プロフ) - ○です! (2019年3月28日 0時) (レス) id: a214377e0f (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ◎ (2019年3月27日 0時) (レス) id: cbcc9296e1 (このIDを非表示/違反報告)
rmpgLove(プロフ) - ○ (2019年3月26日 23時) (レス) id: f88f61b843 (このIDを非表示/違反報告)
369 - ○です!じゃんじゃん入れてください! (2019年3月26日 23時) (レス) id: 3b6d2d3bfe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃんころ | 作成日時:2019年2月25日 22時

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