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「ファンレター、ここに置いていきます」
マネージャーがいつものように仕分けしたファンレターを置いていく。
前までは後から確認するのが、今は1番先に手にしてる。
その理由は………
「今日もないか」
真っ白な便箋を探す。
キミからの手紙。
破壊力抜群で、メンバーも楽しみにするほど。
「拝啓 涼太くん。今日も手紙の返事来へんのか?」
「拝啓 龍友くん。そうみたいです」
「なんかさ、違和感すぎる」
「メンさん、今更 笑」
拝啓付けはまだ続いてるものの、やっぱり違和感はある。
けど、その違和感も楽しかったりするのはキミのせい?
「【またファンレター書いてくれることを期待してるね】ってプレッシャー与えすぎたんだよ」
「亜嵐くんが書けって言ったんじゃん」
「そうだけど、返事こないから」
責任のなすりつけあいをしてると、
「すみません、これ一枚だけ忘れてました」
マネージャーの手には真っ白な便箋。
「「「来た!!」」」
待ちに待ったキミからの手紙………?
期待を胸に手紙を開けると。
【片寄涼太様】
「ちがうみたい」
ねぇ。
キミはもう返事をくれないのかな?
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rmpgLove(プロフ) - ○ (2019年3月31日 15時) (レス) id: f88f61b843 (このIDを非表示/違反報告)
ほの(プロフ) - ○です! (2019年3月28日 0時) (レス) id: a214377e0f (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ◎ (2019年3月27日 0時) (レス) id: cbcc9296e1 (このIDを非表示/違反報告)
rmpgLove(プロフ) - ○ (2019年3月26日 23時) (レス) id: f88f61b843 (このIDを非表示/違反報告)
369 - ○です!じゃんじゃん入れてください! (2019年3月26日 23時) (レス) id: 3b6d2d3bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃんころ | 作成日時:2019年2月25日 22時