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「そわそわしてるAも可愛いね」
涼太がワインを持ちながら隣に座った。
『からかってる?』
「本当に可愛いから可愛いって言ってるんだよ 笑」
年下に弄ばれてる感半端ないけど。
「はい、どうぞ」
ワインが入ったグラスを渡され乾杯する。
緊張をほぐそうと普段あまり飲まないワインをグビグビと飲み干す。
『ん……ぷはぁー』
ワインは匂いや味を楽しむものだけど、今はそんな余裕すらなくて。
「Aって結構飲める口?」
涼太がどんどんワインを注いでいくのをひたすら飲むわけで、酔うのに時間はかからなかった。
『りょうたぁ?』
「え、A?」
『あー!GENERATIONSの涼太くんではありませんか。あれ?なんでここにいるのぉ?』
酔うと絡みが激しくなるのは内緒にしたいものだが。
「ごめん、酔わせちゃったね。今、水持ってくるよ」
『やっ!』
「うぁっ!」
水を取りに行こうと立ち上がった涼太の手を引き、自分の方に引き寄せた。
『みず、いらない。涼太は離れちゃダメ』
と涼太を抱きしめる。
たまに甘えが出るのがAが酔った時のパターン。
「えーと、A?離れないと理性飛ぶかもよ」
一応、俺だって男だからと続ける。
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rmpgLove(プロフ) - ○ (2019年3月31日 15時) (レス) id: f88f61b843 (このIDを非表示/違反報告)
ほの(プロフ) - ○です! (2019年3月28日 0時) (レス) id: a214377e0f (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ◎ (2019年3月27日 0時) (レス) id: cbcc9296e1 (このIDを非表示/違反報告)
rmpgLove(プロフ) - ○ (2019年3月26日 23時) (レス) id: f88f61b843 (このIDを非表示/違反報告)
369 - ○です!じゃんじゃん入れてください! (2019年3月26日 23時) (レス) id: 3b6d2d3bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃんころ | 作成日時:2019年2月25日 22時