場地圭介の妹は東京卍會を救う【東リべ】

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ピンポーン。

チャイムを鳴らしマイキーくんと呼ぶと今行くとの返事を貰う。
ドキドキとどんな反応するか大丈夫かなと不安が募る。


「心配すんな」


Aの気持ちを察した場地が頭を撫で、大好きな笑顔を向けてくれた。
うん、と返事をして心で大好きだよと呟く。

ガチャリとドアが開くと大きな欠伸をしながらマイキーが現れた。


「Aなにぃ？」

『マイキーくんに会ってもらいたい人がいるの』


誰？と頭を傾げるマイキーの前に一虎を立たせると眠たそうな顔をしていたはずが、目を見開き眠気なんて吹っ飛びましたよと言わんばかりの表情になる。
もじもじとして何も話さない一虎に、はやく言いなよと急かす。


「····」


もじもじして何も言おとしない一虎にイライラして、ねぇっ！と声をかけると場地に止められた。


「自分の気持ちは自分で伝えろ」


なんか、凄く、心に響いた。目頭が熱くなるのがわかる。
その言葉に決意を決めた一虎がポツリポツリ話し始めた。



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