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「おいっ!靴は!?」
ぼーっと立っているAの姿を見て千冬が叫ぶ。
『ち、ふゆっ····』
クルリと後ろを向き千冬の姿を見て涙を流す。
そんなAを見た千冬はゆっくり近づき彼女を抱きしめる。
「うちに来い」
裸足のAをお姫様抱っこをして自分の家へと向かう。
部屋に入るとAをベットに下ろし一旦部屋を出たと思ったらすぐ戻ってきた千冬の手にはタオルが。
「変なもの踏んでねェ?」
濡れたタオルで足を丁寧に拭いてくれる千冬。
『ありがとう』
とお礼を言えば、別にいいってと笑顔をくれた。
「遅い時間だし寝ろ。ベット使っていいし」
『えっ?』
「1人だと嫌だろ」
『千冬は?』
「オレは下で寝るから、な。」
頭を撫でてくれる千冬に
『一緒がいい』
と言うと目を見開いて驚いていたが
「いいよ」
そう返事をくれて一緒にベットに入る。
ギューっと千冬に抱きつくと、とても温かくてすぐに眠りにつくA。
千冬もAが寝た後、ベットから抜け出して場地さんに連絡なんて思ってたけど、Aに抱きつかれその温かみで夢の中に落ちていってしまった。
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にゃんころ(プロフ) - ゆつさん» 飽きない面白いと言って貰えて光栄です!更新頑張ります。 (2022年1月11日 19時) (レス) id: 75e3bccc31 (このIDを非表示/違反報告)
ゆつ - 尊いいい…Ω\ζ°)チーン (2022年1月11日 15時) (レス) @page23 id: 0c4df5c281 (このIDを非表示/違反報告)
ゆつ - 何度見ても飽きないし面白いお話です!!これからも頑張ってください!! (2022年1月8日 12時) (レス) @page31 id: 0c4df5c281 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ(プロフ) - 竜蘭(`・ω・´)さん» 尊いありがとうございます(๑ーㅅー๑) (2021年12月30日 17時) (レス) id: 75e3bccc31 (このIDを非表示/違反報告)
竜蘭(`・ω・´) - ウグッ尊い( * ˘ཀ˘) チーン 死亡. :(´ཀ`」 ∠):うぅ・・・(ο_ _)ο=Зバタッ. (-ノ ... (2021年12月30日 15時) (レス) @page50 id: cd8ad74315 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃんころ | 作成日時:2021年11月17日 20時