場地圭介の妹は東京卍會を救う【東リべ】

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絶対場地は隠れて芭流覇羅に行く。


「Aー。集会行ってくっからよ、お留守番よろしくな」


頭を撫でる場地を見上げ


『一緒に行きたい！』

「は」

『お兄ちゃんと一緒に行く』

「小学生が夜で歩いたらダメだろ」

『お兄ちゃんだって中学生っ！』

「俺は男だからいいんだよ」

『やだ。連れていくって言うまで離れない』


場地にギューッと抱きつき意地でも離れないと決意する。


「場地さーん」


お互い1歩も引かない冷戦状態ところにやってきたのは副隊長である松野千冬。


「入りますよ？」


中々出てこない場地に痺れを切らし、勝手に上がり込むとガラッと場地の部屋をあけた。


「え、何してるんですか」


場地に抱きついて離れないAの姿が目に入る。


「千冬ぅー。Aが着いてくって聞かないんだよ」


助けてくれと目で訴えると、場地の考えてる事がわかる千冬が


「A、ちゃんと場地さんの言うこと聞かないとダメだぞ」


と場地から意図も簡単にAを引き剥がす。


『やだやだ！一緒に行くっ！いい、次は千冬にくっつく』

「お、おいっ！」


赤くなりながらAを引き剥がしたい千冬。

千冬から剥がされると場地にくっつき、と何回も繰り返すうちにとうとう根負けする。


「今回だけだぞ」

『ひひっ』


場地からヘルメットを受け取り、後ろに跨り集会へと向かった。


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