場地圭介の妹は東京卍會を救う【東リべ】

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『何食べよう』


屋台で買ったものを食べるのは別格でどれにするか迷ってしまう。


『あー、りんご飴も捨て難いしクレープもいい』


あれもこれもって迷ってるAをみて二人は微笑ましそうに見つめる。


「めんどくせいから、全部買えよ」


んっ、とお金を渡す場地。


『え、いいの？』

「母ちゃんから金もらったし、みんなで半分こな？」

『3等分ね』

「うっせっ！」


買いに行ってくるとパタパタ走っていくA。


「場地さん、Aに甘いッスよね」

「ンなことねぇよ」

「またまた、照れちゃって」

「殴んぞ」

「すみません」


場地をからかって遊ぶ千冬。

結局怒られてシュンとするんだけど。


「A遅くないですか？」

「確かに」

「見に行きましょう」


Aが向かった屋台に行ってみるが、姿はない。


「場地さん、コレっ！」


屋台の横に落ちていたのはAが持っていたカゴ巾着と食べるはずだったクレープ。


「クソっ！着いてくべきだった」

「手分けして探しましょう。マイキーくん達にも連絡しておきます」

「頼んだ」


二手に分かれてAの捜索を始める。


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