場地圭介の妹は東京卍會を救う【東リべ】

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「何してンだ、二人で」


病室の入口に立つドラケンが


「マイキー、タケミっちのお見舞い行くんじゃなかったのかよ」


と話しかけた。


「あとで行く。それよりケンチンっ！Aさ本当のこと言わねーの」

「はあ？」


何の話だと言わんばかりの顔をして、何言いてぇのと口にする。


「あの現場にいた理由！A話してくんねーからキスしちゃった」

「はぁああ！？」


今度は驚いた顔をして、人様に迷惑かけるなと軽くチョップをかました。


「オレ、ちゃんと言わないとキスするって言ったし！それでも話さなかったAが悪い」

「Aのせいにすんな。わりぃな、コイツが」


とマイキーの頭を抑え下げさせる。


『あ、いえ····こちらこそ、すみません。あの····嫌ではなかったんで』


心の中で呟いたはずがバッチリ口に出ていて2人の耳に入ってしまいドラケンはため息、マイキーはすっごい笑顔で嬉しそうにしている。


「もう1回、する？」

『え、あ····声に出てた！？』

「バッチリ」

『····忘れて下さい』

「やだ♡」


その後もなんだかんだでマイキーに弄られるA。

ねぇ、マイキー。

ずっと笑っていてほしいな。

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