場地圭介の妹は東京卍會を救う【東リべ】

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「逃げんぞ！タケミっち！」


マイキーも勝利した喜びで顔が緩み笑顔になっている。

そろそろだとAはパーちんの方に目をやるとナイフを持ち走り出したタイミング。


『パーちん、ダメっ！』

「！！？」

ナイフを持って走り出したパーちんは止まれるわけもなく、長内の前に立つAをみて目を見開いたと同時に刺すはずだったナイフの向きを瞬時にかえる。

ザシュッ

身体を刺されることは避けれたが、ナイフの向きをかえた弾みで腕を切られることに。


『····ッ····』

「何やってんだよパー!!」


ドラケンが叫ぶ。

そして掴んでいた長内を離して、腕を抑えるAに駆け寄ったのだ。


「おいっ！大丈夫か！？」


腕を強く抑え止血を心みるが深く切れてしまっていて止めどなく血が流れる。


『····ひひっ。····大丈夫。パーちん····マイキー、悲しむから····バカなことしちゃ、ダメだよ。ね？』

「ばかやろぉー。なんで····オマエ関係ねぇじゃん」


床に腕をつきボロボロとなくパーちんに


『····へへっ····。みんな、のため····だよ』


笑顔をむけ、Aは痛みで気を失った


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