7 ページ7
まずい、まずい、まずい。
頭の中はそれでいっぱい。
今すぐ学校を出て、家で衣装を作ろう。
そうすれば、大丈夫。落ち着ける。
そう思ったのに
「Aっ!」
呼ばれた名前、そして掴まれる腕。
「どうしたんだよ、急に····」
息を切らすAと平然と立っている三ツ谷。
『用事、思いだしたんですよ····』
小さい声で呟くと
「東卍の名前出てから急に顔色変わったぞ?」
そりゃそうだよ。と言いたいけど飲み込んで
『大丈夫です。普通ですから』
「青白い顔して普通なわけねーだろ」
とよく見ていることで、と感心する。
「東卍の誰かに何かされたか?」
何かされたわけではない。
ただ、遊ばれただけかもしれない。
けど、男装して実咲と遊んでいることを言いたくない。
『何もないですから』
腕を離してほしいのにずっと掴まれいるため逃げれない。
「俺には相談できねーか?」
『へ?』
顔をあげると悲しそうな顔をしている三ツ谷先輩がいた。
自分が悪いことをしてる気分になるじゃんと思うので一つだけ聞こうと
『マイキーって?』
っと口に出した瞬間、三ツ谷の顔色が変わる。
.
115人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アオイ - 続きめっちゃ気になる! 更新頑張ってください! (2022年3月3日 7時) (レス) @page26 id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:にゃんころ | 作成日時:2021年10月27日 12時