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「猫の為に泣ける奴なんて中々居ないだろ。な、千冬?」

「場地さん、そッスね!」


金髪の子が千冬、長髪の人が場地とゆう名前らしい。


「コイツの里親は俺がさがしてやっからよ。お前は泣くな」


そう言いながら頭をわしゃわしゃと撫でてくれる。


『ありがとう、ございます····』


大きな手に撫でられ、安心したのは言うまでもない。

人は見かけによらない。

人を見た目で判断したらダメだとそう思う。


「誰か飼ってくれる奴いるか?」

「うーん····」


悩む二人に、あてないんかいってツッコミいれなくなったけど優しい人たちで良かった。


「パーちんなんてどッスか?」

「パー犬飼ってるだろうが」

「そッスね····」


今、さらっと言ったけどパーちんって聞こえた気が····


『パーちん?』

「お前、パー知ってんの?」

『いや、あの、似たようなあだ名の人は、知ってます』


同じ人じゃないことを祈っております。


「パーの名前なんだっけ?」

「確か····林田········林田春樹っ!」

『ひっ!?』


名前を聞いた瞬間、悲鳴をあけでしまいヤバいと口を慌て手隠す。

林田先輩の知り合いとゆうことは


『三ツ谷、先輩も?』


心の中で呟いたはずが、口に出ていて


「三ツ谷?ダチだぜっ!」


と場地さんが笑顔で答えてくれた。

この人たちも東卍だ。

あー、なんて世の中は狭いのかしらと絶望に打ちひしがれる。

こっそりバレないように後ずさりを始めた。

逃げよう、ゆっくり距離をとっていくが

ドンッ

と誰かにぶつかってしまい


「場地と千冬、何してんだ?」


あー、神様。

私の命は今日で最後だ。


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アオイ - 続きめっちゃ気になる! 更新頑張ってください! (2022年3月3日 7時) (レス) @page26 id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃんころ | 作成日時:2021年10月27日 12時

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