#マーリン 鬼謀 リクエスト ページ13
私のカルデアには、花の魔術師__グランドキャスターと言われている男
その名もマーリン、というサーヴァントがいる。
彼が通った道には花が咲き、その長い白髪からグラデーションがかった髪を靡かせながら私のカルデアを颯爽と歩く。
そんな彼とももう長い付き合いで。
お陰で絆ももう少しでMAXになる。
『ふぅ〜今日も疲れたあ』
マイルームにて一息つく私は、今日のクエストを終わらせ床につくところである。
サイドに上げている髪を解き、ある程度手ぐしで直したあとベットに腰かける。
これが幸せなんじゃあ……
「随分とお疲れのようだね?マスター。」
誰もいない部屋に居るはずの無い声。
これはもしかしなくても彼しかいない。
『マーリン!?毎度の事ながらびっくりするなあ。』
私がそういうと彼は楽しそうに笑った。
そうだ、彼をマイルームに従事させたのは私だった。私はアホか。
「マスター……あぁいや、Aは僕が来た時からずっと夜を共に過ごすようになったね。」
彼はそう言いながら「疲れているんだろう?」と肩もみのジェスチャーをした。
私は素直に『ありがとう。』と言葉に甘えさせてもらう。
『それがどうしたの?』
背後から薫る微かな花の香りと彼自身の香りは、普段はこんなに感じることないのにやっぱり近くにいるとダイレクトに鼻にきて少し緊張する。
「可愛い女の子、にそんな事されては僕も勘違いじゃ済まされないだろう?」
やけに‘可愛い女の子’を強調していうマーリン、何時もはこんなこと言わないのにな。
でも図星だった私はピクっと反応してしまう。
おまけに身体も紅潮してきて、肩もみをしてくれている彼の手に集中して熱が集まる。それはそれは沸騰するレベルで。
『えっ、えっと?ありがとう?』
なんて返していいか分からず取り敢えず褒め言葉として有難く頂戴する私。
今更ながら彼の千里眼っていうのが怖い。
「……ふふっ」
私はド緊張の中聞こえたのは、何故か笑い声。
えっ笑ったのマーリン!?
『ちょ、ちょっとぉ!!マーリン!!笑うのは良くないでしょっ!!』
私が精一杯の抵抗を見せるも、彼は今の私の姿を見たら今度は爆笑し始める。
私はむぅ、と不貞腐れてると、ようやくツボから脱したのか自身の口元に添えていた手を除けた。
「やっぱりAは面白いなあ。弄り甲斐があるってものだ。」
そう言って彼の足元にある花びらがふわっと舞う。
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にょると(プロフ) - 愛里さん» こちらこそリクエストありがとうございました!!またありましたら宜しくお願いします。 (2020年2月26日 23時) (レス) id: ac6d2afe74 (このIDを非表示/違反報告)
愛里(プロフ) - にょるとさん» 孔明先生かっこいいです。ありがとうございました! (2020年2月26日 20時) (レス) id: 95c5af7e07 (このIDを非表示/違反報告)
にょると(プロフ) - えのぐさん» コメントありがとうございます!サーヴァントの表記直したつもりでしたがまた見直してみます!ありがとうございます。アンコールですか了解しました!!ドロ甘で書きますね(握手) (2020年2月16日 2時) (レス) id: ac6d2afe74 (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - それと、リクエストです!初期鯖ですこすこな始皇帝と言いたいところなんですけど多分(きっと)(おそらく)難しいと思うのでアスクレピオス先生アンコールってできるでしょうか…このコメント見れててなおかつ小説を綴る活力があればお願いします!! (2020年2月16日 1時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - 初めまして!!アスクレピオス先生100Lv勢なので(そういうことです)超ヒョッ…(尊死)ってなりました。あと細かいと思うんですけどサーバントではなくサーヴァントだったはず…です。間違ってたらすいません!! (2020年2月16日 1時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にょると | 作成日時:2019年8月2日 22時