【FGO】抗えない誘惑【短編集】

#マーリン 浮遊 ﾘｸｴｽﾄ ページ36

｢じゃあ、壁に寄りかかろうか？グランドキャスターの僕にはまだまだ魔力が足りなくてね…？｣


そう言って私の方に体重を乗せ、そのまま体を委ねてそのまま壁に背中をくっつける。


魔力を供給する時は、吸い取られてる感じがする。ただ、グランドキャスターのマーリンには全身の魔術回路から吸い取られる感じがして全身の力が入らない。


夢魔の血が入っているのもあるのだろうか、彼の匂いを吸って意識がぐらぐらと揺れてくる。


『はっ…ん、、…』


｢…んっ、もう限界？可愛いね。｣


『もう、かんべんして…。』


そう言うと、｢まあ半分くらいは出来たかな。｣と恐ろしい事を呟きながら私を抱き寄せベッドへと連れていってくれた。


『ぜ、ったい、、ゆるさない。』


私がギロリ、と睨むと今頃彼の体には私の魔力が半分もあるのか何故かツヤツヤしているマーリンは｢逆効果だよ、その顔。分かってる？｣と意味わからないことを言われた。


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『ふぁ……』

ベッドから起きると、昨日のことを思い出し身体が紅潮してきたが今彼の中に私の魔力があると思うと少しの幸福感が胸の内に宿った。





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皆さま、新年あけましておめでとうございます。今年も1年宜しく御願いします。

どうも、にょるとです。
リクエストを頂いていたマーリンの魔力供給を書かせて頂きました。いかがでしたか。。。

お気に入り55人もして下さって、泣きそうです。こんな更新進度のろのろなのに…すみません。ありがとうございます*°

これから頑張っていきますのでごゆるりと、サーヴァントとの甘い、時に悲しい人生の世界線をお過ごしくださいませ。

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