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#巌窟王 久遠 リクエスト ページ11

今日、種火周回のクエストに連れていった
メンバーの1人である巌窟王、真名はエドモン・ダンテスである彼が絆Lv10になった。


ゲートから戻ってきた彼に声を掛ける。

『巌窟王、お疲れ様!』

とびきり笑顔で労いの言葉をかけた私に対して巌窟王はいつも通りに言った。


「実力は常に出し続けてこそだ。そうだろうマスター?」


巌窟王は語尾に独特な笑い方、「クハハハハ!」
と笑いながら私に問う。

出会ってから秒速で最終再臨になった彼の身体には怨念、復讐の炎で創られたかのようなマントに縛りつけられているように見える。

『うん!本当に何時も助かってるよ〜ありがとう。ゆっくり休んでね。』

私は少し変化があるのかと思ったが、何も変わらない巌窟王に対し残念に思い、他のサーヴァント達にも話しかけようとしたが、彼が「おい。」と呼び止めてきた。


『ん?どうしたの。』


すると彼は数歩あった私たちの間を詰めてきて言う。

「…今日の夜、空いてたら俺の部屋に来い。」

私の目をしっかりと捉えて言った後、自分の魔力を回復すべく自室へと心無しか機嫌が良い風に見えた。




他のサーヴァントに声を掛け終わった私はルームに戻り今日獲得した種火をどのサーヴァントに使うか、など今後の運営に関して悩んでいた。

しかしなにも捗らなかった為、意味もなく立ち上がる。

『あぁ、そういえば巌窟王に呼ばれてたんだった。』


彼に呼ばれていたことに気付き、急いでルームを出て彼の部屋に走った。




「遅かったな。」

巌窟王がソファに座って待っていた。やってしまった。


『ごめん!!運営の事で迷ってて__』

私がこれからカルデアの事について語り始めるのかと思ったのか、切り裂くように彼は言葉を遮り言った。


「サーヴァントとの絆が上限に達したら、何ができるんだ?」


彼に素朴な疑問を投げかけられたのは初めてて一瞬ぽかーん、と口を開けてしまった。

巌窟王には聖杯を上げてる生身の人間になっている。私が女で彼に情がある以上、そういう事をしたいが、ここは彼の気持ちに従う他ない。


『別に出来ることはなんでもすればいいと思うよ。どう?身体に変化はない?』


私は敢えて言葉を濁して言った。これで彼にもし気持ちを気付かれたらたまったものではない。


すると彼は「そうか。」と小さく零し、ソファの隣をとんとん、と叩いた。

#巌窟王 久遠 リクエスト→←♯ロビンフッド 開闢 リクエスト



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設定タグ:FGO , 短編集 , Fate/GrandOrder   
作品ジャンル:アニメ
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にょると(プロフ) - 愛里さん» こちらこそリクエストありがとうございました!!またありましたら宜しくお願いします。 (2020年2月26日 23時) (レス) id: ac6d2afe74 (このIDを非表示/違反報告)
愛里(プロフ) - にょるとさん» 孔明先生かっこいいです。ありがとうございました! (2020年2月26日 20時) (レス) id: 95c5af7e07 (このIDを非表示/違反報告)
にょると(プロフ) - えのぐさん» コメントありがとうございます!サーヴァントの表記直したつもりでしたがまた見直してみます!ありがとうございます。アンコールですか了解しました!!ドロ甘で書きますね(握手) (2020年2月16日 2時) (レス) id: ac6d2afe74 (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - それと、リクエストです!初期鯖ですこすこな始皇帝と言いたいところなんですけど多分(きっと)(おそらく)難しいと思うのでアスクレピオス先生アンコールってできるでしょうか…このコメント見れててなおかつ小説を綴る活力があればお願いします!! (2020年2月16日 1時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - 初めまして!!アスクレピオス先生100Lv勢なので(そういうことです)超ヒョッ…(尊死)ってなりました。あと細かいと思うんですけどサーバントではなくサーヴァントだったはず…です。間違ってたらすいません!! (2020年2月16日 1時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にょると | 作成日時:2019年8月2日 22時

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