♯アスクレピオス 記憶 ページ1
今日も今日とて、私のカルデアはそんなに変化もない日常風景が流れていた。
クエストが終わりマシュと自分の部屋へ向かう
「先輩、お疲れ様でした。今回も安定したクエスト結果でしたね。」
女性でなければ絶対即落ち確定の笑顔を私に振りまきつつマシュは私の部屋へと案内してくれる。別にもう場所くらい分かってるのに
『ありがとうマシュ。もう戻って大丈夫だよ』
私がマシュに一日の最後に必ずやるのがこれ。
「…先輩から撫でられるの、結構気持ちいいんですよね」
照れたように笑うマシュに私もにっこり笑顔。
えっ惚気話?そうだね。
一通り明日のことなど話してマシュとは別れた私は机にあった置き手紙に気付く
手に取ってみると真っ白な紙に
“今日部屋に来い
アスクレピオス ”
と書かれた紙。
彼は最近来たサーヴァントで半神半人の医神。
私はまだなんかすごい人、ってイメージしかないけどいきなりどうしたんだろう?
アスクレピオスの部屋の前にいくと何やら話し声が聞こえた。
「うぇっ…だって引き篭りたいもん。」
「駄目だ。何度言えばわかる?問診も意味ないぞ…」
何やら話しているのはサーヴァント管理の事らしい。このまま入るのも怖いので悪趣味ではあるけど聞き耳をたてることにした。
「毎日3食、睡眠は6時間以上。いくらサーヴァントとして戦闘はしていても毎日適度に運動をだな…」
「うわぁあ五月蝿いなぁ!!マスターに言い付けてやるからねっっ!!」
いきなり叫び声が聞こえたと同時に勢いよく扉が開きそのまま廊下を走っていく姿。
あれは刑部姫かな。
あなたのお望みのマスター此処だけど?うん?
刑部姫が出ていったことにより、扉が開かれたままで必然的にアスクレピオスと対面する事になる。
なんと言うか、気まづい
『あっえっ、、、うん!?今の見てないから!!見てないからねっ!?』
選択肢を間違えたかA!?何も見てないように装って「こんにちは。アスクレピオス」って行けばよかった!?
私が焦っているのを余所に彼は一言
「入れ」 とだけ言った。
大人しく部屋に入室し、彼の前にある小さい丸椅子に座る。顕現して初めてこんなに接近したけど綺麗だなあ…
彼は紙を取りだし、短文を数個書いた後
足を組んで私に向き合った。
「問診、僕が勝手に行ってる事だが別に怒っては居ないようだな。」
『そりゃあ医術の神様がやった方が数百倍良いだろうと私は思うよ。』
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にょると(プロフ) - 愛里さん» こちらこそリクエストありがとうございました!!またありましたら宜しくお願いします。 (2020年2月26日 23時) (レス) id: ac6d2afe74 (このIDを非表示/違反報告)
愛里(プロフ) - にょるとさん» 孔明先生かっこいいです。ありがとうございました! (2020年2月26日 20時) (レス) id: 95c5af7e07 (このIDを非表示/違反報告)
にょると(プロフ) - えのぐさん» コメントありがとうございます!サーヴァントの表記直したつもりでしたがまた見直してみます!ありがとうございます。アンコールですか了解しました!!ドロ甘で書きますね(握手) (2020年2月16日 2時) (レス) id: ac6d2afe74 (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - それと、リクエストです!初期鯖ですこすこな始皇帝と言いたいところなんですけど多分(きっと)(おそらく)難しいと思うのでアスクレピオス先生アンコールってできるでしょうか…このコメント見れててなおかつ小説を綴る活力があればお願いします!! (2020年2月16日 1時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - 初めまして!!アスクレピオス先生100Lv勢なので(そういうことです)超ヒョッ…(尊死)ってなりました。あと細かいと思うんですけどサーバントではなくサーヴァントだったはず…です。間違ってたらすいません!! (2020年2月16日 1時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にょると | 作成日時:2019年8月2日 22時