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✤✤
ノーマンの弱点は体力の無さ。
それにつけこもうと5分以上追いかけてるのに......っ！！
子供たちの鬼ごっこに参加し、誰がこのハウスの『真実』を知る子か探し出そうとした。
まぁ、大方年長者のあの四人。それもフルスコア。
いいわね。ますます私の子供にしたいわ。
だが、舐めきっていた。
「はい、タイムアップ」
レイが懐中時計を掴み持ちながら、私の背後に迫っていた。
ノーマンは岩の上から私を見下ろしている。
これがイザベラの育てたフルスコア......！！
エマは捕まえることが出来た。
他の子供を抱えながら逃げていたけれど、『脱獄』の時はそうはいかないわよ。
優しすぎるその性格。厄介なものとなるかもしれないわね。
......Aはどうなのかしら。
まだあまり接触したことがない。レイと一緒に図書室にいることが多いし、それ以外の時も常に周りに兄弟達がいた。
この鬼ごっこには参加していない。もしかして、今この時間も図書室にいるのかしら。
だったら、『仲を深める』チャンスね。
鬼ごっこで疲れ切った子供たちの目を盗みハウスの中へ戻る。
イザベラには余計なことはするなと苦言をさされているけど、あの女は赤ん坊たちの世話をしているだろう。
イザベラの部屋からは図書室は遠い。気付かれないうちに用は済ませる！！
ハウスの玄関から入り、廊下を曲がって階段を上がろうと見上げたその時だった。
『獲物』が既に降りてきていた。
「あら、A」
「......シスター？」
何冊か本を抱えている。やはり図書室にいた。
発信器を確認するまでもない。
少しずつ歩み寄り、階段の一段目へ足をかけた。
「A、鬼ごっこにいなかったのね。
何してたの？」
ギシギシと木の音がする。
ついにAの三段下にまで来た。
────青い瞳が私を見ている。
寒気がするほど、深い青色が。
これがAという『高級品』......。
「今日はいいのよ。ちょうど読みたい本がようやく戻ってきたから」
これが本当のことか嘘のことか。
見極めてやるわ。そしてボロを出したところを即出荷してやる！！
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MiUmIu(プロフ) - はるちさん» コメントありがとうございます！ あれ、もしかして名前変換できていないところがありましたか！？ 私がお話書く時はアリスっていう設定にしてるので....... (2020年4月11日 12時) (
レス) id: c6740f863a (このIDを非表示/違反報告)
はるち(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらっています！質問なんですが、（もう説明があったらごめんなさい）アリスと夢主って同一人物ですか？ (2020年4月11日 12時) (レス) id: d0430b90e0 (このIDを非表示/違反報告)
MiUmIu(プロフ) - 雪子さん» 推しはノーマンです！今の段階ではノーマンよりですが.......もしかしたら、ってこともあるかもしれませんね！そこはお楽しみに！ (2019年4月7日 23時) (レス) id: c6740f863a (このIDを非表示/違反報告)
雪子 - あなたはノーマン派ですか。レイ派ですか。ですよね。ノーマン派ですよね。でわ、落ちはノーマンですよね。ですよね。そうですよね。頑張ってください。 (2019年4月6日 17時) (レス) id: 63b96624ad (このIDを非表示/違反報告)
MiUmIu(プロフ) - TOMOさん» コメントありがとうございます！レイもカッコイイですよね！！お褒めの言葉光栄です(●´▽`●)続編をお楽しみに！ (2019年4月3日 19時) (レス) id: c6740f863a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MiUmIu | 作成日時：2019年3月18日 19時
