恋は指先から２ (ページ4)

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A side
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村「お〜お疲れ〜」

「お疲れ〜」

丸「横山くんは来ないって？」

「うん、明日完全復活できるように

今日は家で練習するって」

安「あ、A」

大「お疲れ〜」

「やほっ」

丸「早速なんやけど、ちょっと聞いてもええ？」

「うん、なになに〜」

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安田side
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結局俺らは個人練習とか言って

集まってしまうことが多い

信ちゃんは、別仕事の収録の後に合流して

大倉と丸と俺は昼前から集まって練習した

「横ちょ大丈夫かな〜」

大「疲れ溜まったんちゃう？ドラマ忙しそうやし」

丸「そやんなぁ〜朝ドラやっけ」

「すごいよなぁ」

大「そう言えばAって今日こないんやっけ」

「今日は横ちょの先生するんやなかったかな」

丸「ほな後で呼ぼうや」

「ええねぇ」

横山くんがギターを始めた理由は

誰しもがみんな分かっていた

具体的なことは一切言わなかったけど

でも、絶対、みんなが分かっていた

ギターをしている俺からすれば

嬉しい話やし、

何より横山くんが新しいことを始める時の

成長スピードとひたむきさがピカイチなのは

こっちも見ていて楽しみになる