５０ ページ2
＊
横「今日、仕事は？」
「横山くんの練習だけだったから何もないよ」
横「おお、そうか、Aも完オフは久々やない？」
「んーん、そんなことない
エイトのダンスリハの時は私ないし」
横「そっか」
コーヒーを飲みながら
テレビではなく、
横山くんは私のギターを弾く手元を見る
「…今日、どうする？練習する？」
横「練習ちょこっとだけして、
ちょっとうちでそのままゆっくりせん？」
「横山くんがそれでいいなら」
横「おん、ほな先練習しようや」
「その前に朝ごはん食べない？お腹すいた〜」
横「ああ、そやな、作ってくれるん？」
「いいよ、シャワー入りたいでしょ」
横「おん、ありがと」
＊
結局始まると二人とも熱が入ってしまって
午前中いっぱい、練習をしていた
お昼は軽くサンドイッチを食べ、
それぞれのまったりタイム
横山くんはゲーム、私は練習部屋
いつの間にか、この練習部屋が
横山家の一番落ち着く場所になっていた
〜♪
『村上くん：ヨコの体調どうや？A』
『なんで私に聞くの』
『大倉くん：面倒見てるんとちゃうの？』
『みてるけど』
『丸山くん：熱は下がった？』
『下がったみたい
さっきまでずっと練習して
今は休憩でゲームしてるんじゃないかな』
『安田くん：良くなったなら良かった〜♪』
『みんな今日集まってるの？』
『村上くん：集まってるよ、結局な(笑)』
『大倉くん：Aもくる〜？』
『行こうかな』
『丸山くん：やった〜！』
「ねぇ横山くん」
横「ん？」
「LINE後で見てほしいんだけど」
横「あ、グループLINE動いてた？」
「うん、みんな結局集まって練習してるんだって」
横「あ、そうなん」
「うん、私も１回帰ってから行こうかなって」
横「…あぁ、わかった」
「うん、だからそろそろ帰るね」
横「ありがとうな、昨日今日」
「ううん、全然」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みくや
| 作成日時：2023年1月25日 17時
