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「暇？
…はっはっは！そういうと思って、じゃーん！」
「あ！本だ〜！」
仕事前に時間ができた
だから本屋に寄ることができた
このご時世珍しく、Aは仕事が好きな子やった
「今日はちょっと面会時間に間に合うか
わからなくて、」
「いいよ毎日来なくても〜」
「そんなん言うても、僕がそれ
我慢できひんのわかってるでしょ〜？」
「どうすんの私いなくなったらぁ」
「…冗談でも言わんといてよ、それ」
「そんな弱音言ったって、
しょうがないでしょ現実なんだもん」
困ったねぇだれかいい人見つけないと！隆平もさ〜
そう言いながら彼女は本屋の袋を覗き始めた
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作者名：みくや
| 作成日時：2018年1月5日 13時
