気づいて ページ30
＊
「なぁ…Aがおら…A？」
僕と入れ違いやったのか
Aはリビングで空いた缶を両手いっぱいに持ってた
「…あ、コンビニ行ってた」
「…紙みた、携帯くらい持ってよ」
「ごめんごめん、充電切れてたから」
大「Aちゃん、すばるくん謝ってたよ」
「…なんのこと？」
安「変なこと言うてごめんねって」
「気にしてない、大丈夫」
錦「あ、ちょ、これも捨てて」
「缶、空でもすすがないと」
錦「…ごめん」
「錦戸亮」
錦「あ？」
「威張る癖に好きな人には子犬のように甘える
少し注意されたり怒られたりすると逆切れ」
錦「…んやねん」
「大倉忠義」
大「…ん？」
「見た目重視、中身が飽きたらすぐ捨てる
ヒモになりやすいタイプ」
大「…失礼ちゃう？」
「安田章大、隠れたドS
自分でそれが格好いいと思ってる天狗タイプ」
安「Aちゃん、」
「横山裕…は照れ屋の癖に甘えたがり
究極のわがままぼっちゃん」
横「…」ｸﾞﾋﾞｯ
「渋谷すばるは都合のいい女を
傍に数人置いて彼女は作らない
村上信五は自分の言う事が
聞けなかったらポイする、使い捨てタイプ」
丸「…A、謝りなさい」
「…マルヤマ、あなたはお人好し
すぐ騙される癖にそれが
自分の優しさって勘違いしてる」
丸「A」
「…外れてないでしょ？
今まで何人も見て来たもん」
丸「失礼やろ？」
「失礼なこと言った？タイプを当てただけ」
錦「お前なぁ!年下やからって「大声でしか」
「大声出すことしか応戦できないの？」
大「なんでこんな話したん？」
「…」
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作者名：みくや
| 作成日時：2016年6月11日 5時
