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ん〜、いつからだっけ?
確か…幼稚園の年中くらいかな、
西「 Aちゃん! 」
『 あ、たかくん!まま来た? 』
西「 うん!Aちゃんも一緒に帰ろ! 」
『 分かった!せんせーに言ってくるね! 』
西「 まって!ぼくも行く! 」
『 せんせー! 』
先「 っあ…Aちゃんと…隆弘くん!どうしたの? 」
『 たかのママが来たから…帰る… 』
先「 分かった!気をつけてね〜!さようなら!」
『 さよーなら 』
西「 さよーなら… 」
『 ねえ、たかくん…先生ちゅーしてたね… 』
西「 …うん 」
『 クミちゃんのぱぱと…ちゅーしてた… 』
西「 …うん 」
『 ないしょだったら、好きじゃなくてもちゅーしていいのかな? 』
西「 …Aちゃん 」
『 … 』
そうだ。
あの時、キスの始まりはあの瞬間だったんだ。
あれから習慣づいたように
別れる前にはキスをする。
たかは、
一体どんな気持ちで私にキスしてるの?
遊びかな?
それとも、
しないといけないものだって思ってる?
私の気持ちなんて、
欠片も知らないんだろうね。
ねえ、たか。
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れーちゃん - 私、にっしーの短編集大好きなんです!!更新、楽しみに待ってます!! (2018年3月31日 23時) (レス) id: bd694d01d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩 希 | 作成日時:2018年1月16日 0時