don't love 3 ページ5
私はあれから不愉快にずっと苛立ちながらも過ごした。
そして、下校。
体育館の前を通る。
好きな人がトスをあげていた。
いいよね。羨ましいよ。
私も自由にやっていたいと思えるんだよ。
そんな気持ちとは別に正直にいって憂鬱な足取りで家に帰った。
玄関をあければ、すぐに母親がくる。
貴『ただいま、帰宅しました。お母様。』
「あら、お帰り。今日はフランス会話の講師様がくることになったわ。
無礼のないように。
そのあとは、いつも通りにバイオリンのレッスンが入るわ。」
…やっぱり。
なんかかたいな…
しょうがないよね。
貴『わかりましたわ。
お母様…あと、学校の方から…修学旅行の事になります。』
「修学旅行…そんなことをしている暇があるなら、その日も次の日も明後日も講師の方お呼びして勉強しましょ。
修学旅行なんてしても意味ないわ。」
…やっぱり。
修学旅行なんて小学校からあるはずなのに。
私は一度もいったことはない。
貴『わかりました。』
「それと…」
……?
まだなにかあるのだろうか。
「貴方の旦那さんとなる、春彦くんが貴方の部屋に来ているからよく、話しなさい?」
………春彦さんね…
たしか名字は青原…だった。
貴『わかりました。急いで向かわせていただきます』
そう言って、私は部屋に向かう。
そして、私は自分の部屋に入る。
あら…本当にいた。
「Aちゃん、学校からお帰り?」
…まだあって3回だと言うのに…ちゃん付けするのやめていただきたい。
貴『学校ですけど。そう言う、青原様は?』
「青原様なんてかたいな。
春彦でいいよ?」
……うん。
馴れ馴れしい…。
貴『失礼ですが、私はまだあって3回しか話したことない方には馴れ馴れしくしたくありませんので。』
「もー、つれないなー。
でもさ、何れか “青原 A”になるんだからさ?」
そんなの、親が勝手に決めた事なんだから、今すぐに断ってやりたい。
そんな思いが続く。
貴『私は、あまり乗り気ではありませんから。
すみませんが、これからフランス会話の講師様がいらっしゃるので。
今日は、お引き取りを願います。』
「あ、そう。じゃあ僕は失礼するよ。
また今度ね?」
あっさり帰っていった。
結婚とか本当にしたくないと言うのに。
…そんな思いと。
早く自由になってしまいたい。
そんな思いだけが出来ていた
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怜巫女 - 茅野カエデ (美味しいミカン)さん» そう言っていただけて嬉しいです! 更新も出来るだけ頑張ります! コメありがとうございました! (2015年3月25日 5時) (携帯から) (レス) id: d389a49eb4 (このIDを非表示/違反報告)
茅野カエデ (美味しいミカン) - 赤葦くんかっこいいです!更新無理せず頑張って下さい! (2015年3月24日 20時) (レス) id: 39a2680c16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜巫女 | 作成日時:2015年3月12日 0時