don't love １ ページ3
私は花百合 A。
いま、ブレイクしている
一応、大手企業メーカーの社長の娘。
でも…
私は高校に入ってからすぐに親に婚約をされてしまった。
相手さんは同い年で大手企業の息子さんなんですが…
「婚約をする、春彦ともうします。宜しくね？Aちゃん？」
本当に同い年なのだろうか。
いきなり、下の名前呼びでちゃんをつけるのはやめてもらいたい。
まぁ、あのときの私は。
『ご挨拶が後れました。
花百合 Aと申します。宜しくお願いいたします。』
こう、返しておいた。
まぁ、婚約をされた。
今までだってそうだった。
親に決められた道を歩んでいる。
でもね？
そんなのつまらないでしょ？
恋愛だってそう。
婚約なんて決められた恋愛で明らかにつまらない。
だから私は今日も君に恋をする。
そんなことを考えていたら…
赤「花百合さん。おはよう。」
そんな声が。
彼こそ私の恋をする相手。
赤葦 京治くん。 バレー部で顔はかなり美形で人気がある。
そんな彼の挨拶に対して私は。
貴『うん。おはよう。赤葦くん。』
そう、言い返した。
家と違い学校では振る舞いはよくなくてはならない訳ではないので気楽になれる。
貴『今日も、朝練だよね？』
そう、彼に聞き返す。
赤「うん。毎日、主将のテンションが下がったら面倒だから大変だよ。」
そう返してくれた。
テンションが下がったら面倒か…
なんか気になる。
貴『そうなんだ。どんな人？』
赤「頼れるエースでは有るけど…長男に見えて末っ子…みたいな感じだよ。」
末っ子…そりゃあ面倒くさそう…
貴『そっか。』
赤「うん。花百合さんは兄弟いないんだよね。」
兄弟…ほしいとかも思ったことないや。
それに居ても…どうせ歩む道を決められてしまう。
ならいない方がいいのかも。
赤「花百合さん？」
……あっ
ぼーっとしていたみたいだ。
貴『兄弟か…私は居ないけど…いない方が…』
そんな私の言葉を遮るのは。
チャイムだった。
それから先生はくる。
赤葦くんにとってはきっと。
私の言葉の意味がわからないとおもう。
正直、赤葦くんが羨ましいとおもった。
一般人で普通の男子高校生と社長の娘で女子高校生。
距離は…遠い。
don't love ２→←don't love prologue
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怜巫女 - 茅野カエデ (美味しいミカン)さん» そう言っていただけて嬉しいです！ 更新も出来るだけ頑張ります！ コメありがとうございました！ (2015年3月25日 5時) (携帯から) (
レス) id: d389a49eb4 (このIDを非表示/違反報告)
茅野カエデ (美味しいミカン) - 赤葦くんかっこいいです！更新無理せず頑張って下さい！ (2015年3月24日 20時) (レス) id: 39a2680c16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜巫女 | 作成日時：2015年3月12日 0時
