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あの後に私達は教室に戻った。
まぁ、関係がバレてはいけないから教室に戻るのは時間をずらした。

そして、ホームルームが始まる前にある子に話しかけられた。

「あの…花百合さん。」

この子…たしか。
かなり大人しくてかなり可愛い。
と騒がれてる子だよね。

貴『なんの用?』

「あの…廊下で3年の方が花百合さんを呼んでるんです。」

貴『そう。わかった。ありがとう。』

その場をそっと離れる。

なんだか嫌な予感しかしない…。

なんだか不安だが私は呼んでいただいた3年の方とお話をすることにした。

貴『遅くなり、すみませんね。
花百合Aですけど、貴方様どちらでしょうか?』

「あぁ、ごめんなさいね。
ここじゃあ、話をしにくいのよ。
私の家へ来ていただけないかしら。
その時に何者かをお話しさせていただきます。」

貴『分かりました。ホームルーム出る気ないので、行きましょう。』

そう言って3年の方と学校を出る。
なんだか、オーラが一般人とはなんだか違う気がした。

「あ、ここよ。」

家は…
まわりの家とは比べ物にならないぐらい綺麗で大きかった。
夕焼けから出る光は家を照らしていた。

その時。看板をみる。

驚いた。こんなことはあるのだろうか。

“青原”って書かれていたのを。

“青原”って聞いたらあの人しか思い浮かばない。

“青原 春彦”…親が勝手に決めた婚約者の相手ぐらいしか。

「とりあえず、入りましょう?」

貴『はい。失礼します。』

そして、リビングに通される。

「…どうぞ座ってください。」

貴『失礼します。』

何を話されるのだろうか。

「気付いたかしらね。
青原 美桜。
春彦の姉よ。」

予想通りだった。

貴『私になんのご用で?』

「貴方…には春彦に近付いて欲しくないのよ。
貴方にはね。」

どういう事だろうか。

「貴方…みたいに優秀ではない方と春彦は結ばれるべきではないのよね」

私も結ばれたくない…んだけどな。

貴『私も好きで婚約している訳ではないんですが。』

「なら、破棄にしない。お互いに。
破棄するならば貴方の意思も通用するでしょう?」

貴『そうかも知れませんね。
でもですね。私もそう、好き勝手に言える人間ではないんで。
親同士で決めたことでしょう?
親に伝えたらいかがかしら。
時間ですので、帰らせていただきます。』

私は立ち去る。
だから気づかなかった。
美桜さんの不気味な笑顔にも。
これから訪れる事にも…。

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作品ジャンル:アニメ
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怜巫女 - 茅野カエデ (美味しいミカン)さん» そう言っていただけて嬉しいです! 更新も出来るだけ頑張ります! コメありがとうございました! (2015年3月25日 5時) (携帯から) (レス) id: d389a49eb4 (このIDを非表示/違反報告)
茅野カエデ (美味しいミカン) - 赤葦くんかっこいいです!更新無理せず頑張って下さい! (2015年3月24日 20時) (レス) id: 39a2680c16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:怜巫女 | 作成日時:2015年3月12日 0時

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