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2話 ページ2

「遅いな〜乱数」



「そうですね…」



今時計が指している時間は12時



10時に「オネーサンが呼んでるから〜!」と出ていったきり戻ってこない



今日遊ぼうと言ったのは乱数なのに…何故あんなに自由奔放なんでしょうねぇ



「小生が少し見てきますね」



そういい立ち上がると丁度事務所の扉が開く



噂をすればなんとやら



「おい遅ーぞ乱数!」



「ごめんごめーん!面白そうなオネーサンを見つけてね!」



「ふーん」



恐らくギャンブルをやると聞かされたであろう帝統は今か今かとそわそわしている



あまりにそわそわしているもので少しからかいたくなっていつものように口を開く



「そういえば乱数。ギャンブルは止めにするんでしたね」



「は?!嘘だろ?!」



「ま、嘘ですけど」



「げんたろぉぉぉ……」



ふふふと帝統を見ていると乱数も口を開く




「あっごっめーん帝統!ギャンブルできなくなっちゃったんだ〜!」



「は?!できなくなっちゃったんだ〜!じゃねぇよ!!何でだよ!!っつーかまた嘘じゃねぇだろうな」



予想外の事態に流石の小生も驚き乱数の次の言葉を待つ



「実はギャンブルで使う予定だったサイコロなくしちゃったんだよね〜
それにそれに!!今日は帝統達にきてもらいたい服があるんだ〜!」



「そんなお遊びに付き合うほど小生はひまじゃないんですがねぇ…」



ギャンブルと聞かされていた帝統に無理矢理連れてこられただけでこちらには仕事というものがある



そう思い乱数を見つめる



「そうだぞ乱数!俺もこれから賭場にいかなきゃ…」



ギャンブルがなくなり、帝統も早くここから出たいようだ



「あ、勿論来てくれたらギャンブルもやるよ?サイコロならお店で買ってこれば良いし!」



「ハハッいいだろう。服をよこせ」



「単純過ぎませんか帝統…」



「幻太郎も変えるのは無しだぜ!人数が多い方が盛り上がるからな!」

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- 面白かったです。今後の更新待ってます。 (2020年3月12日 0時) (レス) id: 8e3203b515 (このIDを非表示/違反報告)
れお - 更新してくださってありがとうございます!!!中王区が中央区になっていました……理由がありましたら…………すみません (2020年1月3日 11時) (レス) id: b9ae8da24b (このIDを非表示/違反報告)
れお - うぁぁぁぁぁん((泣 更新停止になっちゃったよ! なら私は更新を待つだけだ…… 更新停止中でもいつでも更新お待ちしてますよ!頑張ってください!! (2019年11月30日 11時) (レス) id: b9ae8da24b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/  
作成日時:2019年9月9日 0時

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