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「グラララララ！！今日は客人だ！
好きなだけ飲めぇ！」
「「「オオオオオ！！」」」
「…いや、おかしい
おかしいです」
酒を持って楽しそうに話す男達を見てそういうA
ここは、白ひげ海賊団の海賊船
どうして私はここにいるのか
その原因は今もなお私の隣で楽しそうにクルー達と話している
「ん？なんだよい
全然飲んでないな」
「飲みません
帰ります」
「そういうんじゃねぇ
折角だゆっくりしてけぇ」
「白ひげさん…これは誘拐です」
「何言ってるんだよい
上に乗ったのはお前さんだろうよい」
「不可抗力です」
あの後
豪邸一つ分…いや二つ分以上あるのではないかと思うほど大きい船に着いたかと思ったら
【「おれは白ひげ海賊団一番隊隊長マルコだよい
改めてよろしくねい」】
なんて自己紹介された
どうしてあんなに何事もなかったかのように自己紹介できるのか不思議で仕方ないけれど…
何よりも驚いたのは
ここの人たちの身長の高さ
本当に高い、本当に
うちは一族で一番高い人でも180�僂△襪�ないかぐらい
しかし周りを見渡すと2、3m近くある人が普通に歩いている
【「きょ、巨人船ですか？」
「は？」
｢ぶふｯ｣】
船の人達は笑ってたけど普通に考えて私の反応は正しいと思う
だって
6mの人がいるなんて今までの私は思いもしなかった
チラッと隣に座っている白ひげを見るA
｢(座ってても私の倍あるんだもんね...)｣
その視線に気づいたように白ひげがいう
｢なんだぁA
飲んでねぇじゃねぇかぁ｣
｢皆さんのペースが早すぎるだけですよ｣
むぅと拗ねたように言うAを見て白ひげは楽しそうに笑ってAの頭をわしゃわしゃと撫でた
驚いて呆気に取られるA
そんなAの様子に満足したように白ひげはクルー達のバカ騒ぎに目を戻した
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作者名：ヘアリー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時：2022年10月9日 9時
